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みずほ信託銀行株式会社 2011

#富裕層 #プライベートバンキング #銀行


アブストラクト

みずほ信託銀行(以下、みずほ信託)は、みずほフィナンシャルグループの誕生により、グループの信託銀行としてアセットマネジメント業務およびウェルスマネジメント業務を担うにいたった。同社は、大手信託銀行4社の中で最も規模が小さいが、他の信託銀行に先行して不動産コンサルティング、遺言信託業務に力を入れてきたことで伝統的に不動産ビジネス、相続関連ビジネスに強いとされ、顧客からは、接客・応対が丁寧であり相談業務に定評があると評価されている。同社のおもな富裕層顧客は、地主・不動産オーナー、相続により財産を承継した高齢の女性などである。本ケースは、こうしたみずほ信託の常務執行役員個人部門長のAが、富裕層顧客を対象としたフィナンシャルサービスについてのマーケティング戦略の可能性を探るというケースである。本ケースには、みずほ信託の取り扱う商品・サービス、最近の動向などが登場し、それらに関連して銀行・大手証券・外資系金融機関といった金融業界のプレイヤーが取り上げられている。富裕層の特性・ニーズを明らかにし、みずほ信託の持つ強み、制約などを前提として、富裕層顧客に対するフィナンシャルサービスにおけるみずほ信託の潜在能力をどのように考え、どのようなマーケット戦略を立案するべきかを検討する。

詳細情報

ケースID 11-1029
登録 2011
業界 銀行(中央銀行を除く)
分析領域 マーケティング
ページ数 26
言語 Japanese
ティーチングノート あり