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The Dow Chemical Company 2012

#技術経営 #製品アーキテクチャ #グローバルビジネス


アブストラクト

ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(以下ダウ・ケミカル)は、1897年に漂白剤メーカーとして設立されてからこれまで、コモディティケミカル事業を中核にグローバル展開を追求してきた。規模の経済を大いに活かし、原油価格高騰に対しては基礎化学品への価格転嫁が順調に進んできたため、収益は好調に推移してきた。しかしながら、コモディティケミカルを中核としてきたがゆえに、他のグローバル化学企業と比べると収益率の面で劣っているのは事実である。そこに近年、中東諸国や中国、ASEAN各国が石油化学工業の大元であるエチレンプラントに参入してきたために、石油化学工業を取り巻く環境が大きく変化し始めてきた。そこでダウ・ケミカルは、21世紀に入って事業ポートフォリオの再構築を図ることを決め、改めてスペシャリティケミカル事業の拡大の方向に走り始めた。日本法人においては、2008年に自動車向けの耐衝撃性構造用接着剤ビジネスの強化を主な目的として、ダウ日本開発センターを川崎に開設した。本ケースはダウ・ケミカル日本の自動車市場向け事業部「ダウ・オートモーティブ・システムズ」のバイスプレジデント柏木博之が、今後ビジネスを拡大・成長させるために、主に技術経営の視点に立って様々な可能性を探るというものである。

詳細情報

ケースID 12-1067
登録 2012
業界 有機化学工業製品製造業
分析領域 オペレーションマネジメント
ページ数 31
言語 Japanese
ティーチングノート あり