アブストラクト

誰もが企業経営は決して容易なものではないと理解している。しかし、それでも「経営者の成功」を味わいたくて、経営者は日々努力している。コスマックスの創立者蔡志發氏（“志發社長”）もその一人だ。彼の背中を見て育った二世の蔡達民（“トミー”）は、志發社長が裸一貫で築き上げたコスマックスの今までの成功を振り返り、今後どう次世代の経営者として展開するべきかを模索していくうち、自分が目指す「経営者の成功」を明確に考えてないことに気付く。志發社長と同背景で起業したフォックスコンの郭台銘氏と対比しながら、トミーは自分なりの「経営者の成功」の定義を見出し、今後自分自身が目指す経営者像を明確な形にしていく

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