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アメリカンホーム医療・損害保険株式会社 2014

#ダイレクトマーケティング #CSとES #成長戦略と組織展開


アブストラクト

アメリカンホーム医療・損害保険株式会社(以下、AHA)は、自動車保険や医療・損害保険などを取り扱うダイレクト系損害保険会社である。本ケースでは、2014年度までのAHAの事業展開及び業績について、損保業界におけるポジショニングを分析しAHAの競争優位性や今後の成長戦略を考察する。AHAは「お客様に選ばれる会社になる」ことを目指し、様々な取り組みを行っている。全社的に顧客中心主義を徹底する社内文化が浸透し、AHAのCSに対する取り組みやCSR活動を展開している。これらの取り組みはマーケティング活動との相乗効果をもたらす。ダイレクト・マーケティングによる顧客獲得と、顧客中心主義の徹底によるCS獲得、そしてそれらがもたらす企業利益について分析する。CSを構成する主な要因は顧客の経験である。顧客の経験に価値を付加することで得られるものがCSである。そして顧客の経験に付加価値を提供するのはAHA社員である。AHA社員の満足度、つまりESもCSと同じようにAHAにとってプラスの影響をもたらすと考えられる。CSとESの相関関係について分析し、AHAの戦略と企業利益との関係を考察する。AHAはこれまでAIG Inc.が親会社となる米国資本の保険会社であった。2014年より、AHAが日本現地法人化となり、より日本国内に根差した事業展開を行っていくこととなった。AHAを含め、日本におけるグループ各社(AIU損害保険株式会社、富士火災海上保険株式会社など)は持ち株会社AIGジャパン・ホールディングスの傘下となり、一層のグループでの関係が強化される。新たな組織体制となるAHAにおいての組織のデザインについて、前記成長戦略と共に検討する。

詳細情報

ケースID 14-1097
登録 2014
業界 損害保険業
分析領域 マーケティング
ページ数 28
言語 Japanese
ティーチングノート あり