経営分析と併せて重要なのは「 何を考えるべきかを考える」姿勢です。
特に、イシューをおさえることにより、効果的に健全な思考を行なうことが可能になります。
これからのビジネスパーソンは、「正しく考えて、正しい答えを出す」という(当たり前の)ことだけでなく、「批判的、かつ合理的に考え主体的に意思決定する」ことが求められています。この講義では、考えるためのテクニカルな手法について学習し、正しい答えを正しい方法で導きだすことを最重点に学習します。さらに重要なことは、問題意識と重点思考、そして自分自身の考える癖(傾向)です。この態度についても学習します。
【Session1】
「ケース1:ラジカセの故障原因を追究せよ」では,クリティカル・シンキングの目的、体系、方法論について学習します。徹底した分析により、課題解決を図る行動(習慣)を促すため、考え方や方法論について、オリジナルのショートケースをグループディスカッションを通じて学習します。
【Session2】
「次世代の商品を探せ」では、マーケティングの意思決定を通じて、具体的な方法論としての評価基準、評価ポイント、評価段階について学習します。さらに、三段論法、因果関係、論理展開、構造化、フレームワーク思考、MECE構造、メタ思考など、クリティカルシンキングの方法論のメリットとデメリット、限界と可能性(有用性)についてケースを通じて学習します。ケースの内容をグループディスカッションで深掘りするとともに、ク ラスディスカッションで整理していきます。
Session3、Session4は具体的な企業の事例です。
【Session3】
P社からの大口受注」では、実践的なアプローチとして論理展開、特に意思決定にかかわる条件設定を行うことで、ロジックツリーの実践的な活用を学習します。
【Session4】
「不良品の原因分析」をなぜなぜ分析(問題構造分析)により特定する方法を学習します。そこからコア課題設定、根本原因の特定、具体的な打ち手(対策設定)について学習します。
Session1、2は、 ショートケース、設問により学習します。
・「ある・なし分析(Is Is not 分析)により、原因追究を行います。
・「評価指標と評価ポイントおよび評価レベル」により意思決定分析を行います。
Session3~Session4では、実在する企業をモデルに、課題分析を行います。 ・製造業の大口発注を基に発生する論理展開「To-Do or Not To-Do評価]を論理展開により決定します。 ・フィルム特殊紙の製造メーカーの現場の課題(アンケート事例)を用いて、「なぜなぜ分析」(問題構造分析)と対策決定(打ち手の検討)を行います。
すべてのケースは、グループディスカッションによる総合理解を中心に実施し、クリティカル・シンキングの実践的な運用を学習します。 オリジナルケースです。 各ケースは、すべてグループディスカッションにより、課題の整理と深掘りを行います。その後、クラスディスカッションにより、多面的な観点から課題解決(解答)を追究します。
昨年の受講者の声を掲載しております。
製造業
20代女性
授業の中で重要な項目、ポイントを繰り返し説明してもらえたし、また、学びのテーマごとにサマライズしてみらえたので、とても理解しやすかった。ビジネススクールで学ぶのは初めてだったが、MBA的な思考手順が分かった。
金融/保険業
30代女性
実務経験で悩んでいたことが解消された。具体的には、自分の考え、意見主張が周りに理解されないと相手のせいにしていたが、論理的に伝える自分自身のスキル不足であったことに気づけた。
医療/薬業
30代男性
課題意識をどこに持つか、論理思考の重要さを、具体的な事例を用いて理論を解説してもらえたので理解が深まった。現場に持ち帰ってすぐに活かせる技術だと感じた。
卸/小売業
40代男性
ケースを使用したディスカッション講義ですごく新しい発見があった。グループワークを通して自分の考えを再度見直すことができたり、とても有意義な時間だった。 これからもっと学びたいと思った。
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