講義スケジュール
DAY1
テーマ:ヘルスケアにおける経済学的思考と医療政策
ケース:経済統計クイズ、もっと輝く笑顔を人々に―コルゲートvs. P&G、ジェネリック医薬品、研究開発促進税制
概要 :経済学の基本的な考え方、特に売上の捉え方を身に付けます。また、ヘルスケア市場での競争や研究開発促進税制などをケースを用いて議論することで、医療政策がどのような考え方に基いて設計されているか議論します。
DAY2
テーマ:医療経済評価と価格戦略
ケース:日本におけるがん検診:マーケットリサーチとセグメンテーション、タミフル、オプジーボ問題、価格差別戦略とオークション
概要 :実際の医療経済評価の実例(オプジーボ、タミフルなど)をケースとして取りあげ議論します。また、薬価制度がある故にヘルスケア市場では下では身につけることが難しい価格戦略について議論します。
受講後得られる具体的スキルや知識
(1)経済学的思考法をヘルスケアに応用できるようになる
(2)医療政策の目的と狙いを理解する
(3)医療経済評価の基礎を理解する
使用ケース一覧
・「経済統計クイズ」、田村作成
・「もっと輝く笑顔を人々に―コルゲートvs. P&G」
・「ジェネリック医薬品」、田村作成
・「研究開発促進税制」、田村作成
・「日本におけるがん検診:マーケットリサーチとセグメンテーション」
・「タミフル」、田村作成
・「オプジーボ問題」、田村作成
・「価格差別戦略とオークション」、田村作成
教科書および参考文献
教科書
・「医療技術評価ワークブック 臨床・政策・ビジネスへの応用」鎌江伊三夫 編、じほう(2016)
参考文献
・「入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて」真野俊樹,中央公論新社
・「薬剤経済」わかりません!!」五十嵐中,佐條麻里,東京図書,2014年
・ 一橋ビジネスレビュー2017年AUT.65巻2号 東洋経済新報社 2017年
・ 健康ビジネスで成功を手にする方法,2017年
・薬学と社会─医療経済・多職種連携とチーム医療・地域医療・在宅医療 乾 賢一 (監修),中山書店,2017年