《名古屋校》MBA体験授業&修了生体験談つき説明会(テーマ:顧客の行動を理解せよ!)
2月11日(土)名古屋校にて体験授業をご担当されるのは、2021年度Outstanding Teaching Award(科目:行動経済学)を受賞され、本学大学院の研究科長の岩澤誠一郎教授です。
MBAのクラスにおいて、「行動経済学」という科目はあまり一般的ではないかもしれません。しかし、皆さんの企業の顧客の行動を理解することを通じて、皆さんの組織における意思決定を改善し、パフォーマンスを向上させることを学ぶのが、「行動経済学」となります。
行動経済学は、現実の人の意思決定が「必ずしも合理的でない」ことを前提としているため、【ケース・メソッド】を通じた学習者は、人の非合理的な判断や選択が現実の場面でも見られることを理解していただけるでしょう。
MBAやビジネススクールに関心のある方、今後のキャリアについて考えられている方などにとって、価値ある学びの体験が可能となります。まずはお気軽にご参加ください。
- 開催日時
- 10:30〜13:00 受付10:15〜
- 会場
- 名古屋
- 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-3-1
- https://mba.nucba.ac.jp/access/nagoya.html
- 申し込み締切日
説明会概要
- MBAプログラムのご紹介
- 給付金・入試のご案内
- MBA体験授業(岩澤教授)
- 質疑応答
- 修了生体験談
体験授業(60分)
テーマ:「脳の二つのシステムを活用した意思決定とは?」
概 要:伝統的な経済学や経営学は、経済主体の意思決定が合理的に行われることを想定して議論を行ってきました。しかし実際には、大きなおカネがからんでいる局面でさえ、合理的とは言い難い意思決定が行われることは稀ではありません。しかもそうした非合理性にはクセのようなもの、つまり一定の傾向があります。行動経済学は、ヒトの経済活動の中の非合理的な部分に着目し分析を行い、この非合理性のクセを認知することで、より良い意思決定につなげることを模索する学問です。
ヒトの脳内にある本能的な部分、すなわち「システム1」を理解した上で、顧客と自分と組織のための戦略的ソリューションをデザインするためには、どのようにすれば分析的な意思決定スキルを身につけることができるのでしょうか。
講 師:岩澤誠一郎 教授
1963年生。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。MBA(ボストン大学)、Ph.D. (経済学、ハーバード大学)。野村総合研究所、野村證券で証券アナリスト、数量分析アナリスト、日本株ストラテジストを経験。 明治大学グローバルビジネス研究科、早稲田大学ビジネススクール、京都大学経営管理大学院、早稲田大学商学部で行動ファイナンス、コーポレート・ファイナンス、企業評価論の講師を経験。
学者として、アナリスト、ストラテジストとして企業経営者、市場関係者と直接コミュニケーションを行ってきた経験を生かし、その心理・思考・行動のあり方を学問の世界にフィードバックしていき、神経科学、生物学、心理学、言語学、人類学、社会学、歴史学等の知見を参照しながら、行動経済学を突破口として、人間の「可能性の中心」を探求。個々の人間が活力を持ってその可能性を実現できる、それを可能にする社会のあり方を模索し、世に問うていきたいと考える。
修了生体験談(20分)
教育訓練給付制度(最大112万円)
社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、厚生労働省の「教育訓練給付制度」と連携して社会人の学び直しを推進しています。名商大ビジネススクールの全ての教育課程(Executive MBA、MBA、MiM、MSc、PreMBA)が厚生労働大臣より中長期的なキャリア形成を支援する講座として指定を受けており、最大112万円がハローワークより支給されます。