2019年1月12日(土)大阪うめきたキャンパスでは、三宅光頼教授による第85回エグゼクティブセミナー『次世代エグゼクティブのためのMBA的<企業分析入門>』を開催しました。
企業は外部から、資源・人材・ノウハウを取り入れ、環境に適合することによって、成長し生き残り勝ち残っていきます。また、自社の経営資源(ヒト・モノ・カネ)を客観的に分析し、自社を「相対化」することが求められます。本学のMBAカリキュラムで教授している実践的な企業分析手法(ノウハウ、ツールおよび考え方)について事例を交えながら学んでいきます。
本セミナーでは、経営戦略策定をテーマに、「企業分析の有効性」を理解しました。前半では、三宅光頼教授から、ポーターやアンゾフの戦略理論や経営戦略策定フレームについて丁寧に説明していただきました。また、健全なキャッシュ・フロー計算書とは、固定費削減と変動費削減の違い何か、といった企業分析に関する問いを元に、内部環境分析(財務分析、バリューチェーン、組織分析や人事分析など)について理解を深め、後半では、人材マネジメントについても触れ、人件費の決定要素や人件費の管理方法についても考察を深めていきました。熱心な参加者の皆さまにご参加いただき、多くの質問や発言が出ていました。
次回のエグゼクティブセミナーは、植田統教授がコーポレートガバナンスについてセブンアイと東芝の事例をもとに、初学者にも分かりやすく解説します。ぜひお気軽にご参加ください。
第86回『日本的コーポレートガバナンスを考える〜セブンアイと東芝の事例から〜』
日程:2019年2月9日(土)14:30〜16:30 (受付14:15〜)
場所:大阪うめきたキャンパス、東京丸の内キャンパス、大阪うめきたキャンパス
※東京丸の内キャンパス・大阪うめきたキャンパスは、テレビ会議システムを利用しての聴講となります。
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