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修了生の五十野博基さんが日経BP「Beyond Health」に掲載されました

#MBA #CSV #ヘルスケア #地域貢献

病院と地元企業が防護具共創で新型コロナに対抗(2020年6月9日)


日経BPのウェブメディア「Beyond Health」に、修了生の五十野博基(いその ひろき)さんが勤めるHITO病院と地域の老舗企業・高津紙器の共創事業について書かれた記事が掲載されました。    
五十野さんは、病院としての明確なビジョンを示していけるリーダーが医療界にはあまりいないと感じたことから、経営学とイノベーションを学んで病院の組織や経営などを根幹から変えていきたいと考え、2018年4月にMBAプログラムに入学されました。在学中は茨城県内の病院で医師として従事していましたが、本学修了後に愛媛県に移住し、医療法人石川記念会HITO病院の総合診療科医長として活躍されています。


HITO病院は、コロナ禍による医療用マスクの確保に迫られた危機から、地元企業である高津紙器と「マスクにつけれるアイシールド」の共同開発をスタートし、着想からわずか1ヶ月で製品化を実現しました。この製品は、既に市場で出回っているマスク一体型シールドとは違い、マスクが汚染してもシールド部分は破棄せず、繰り返し使用することができます。また、国産で大量生産が可能な仕様にすることができたため、定価1枚98円という低価格を実現できたと言います。  
本事例は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をめぐる過酷な状況を預かる医療現場に、消耗品の生産を外国での製造に頼っていたために発生した混乱から、業種を超えて今必要なものを、必要とされている形で具現すべく、地域の老舗企業との共創により創り上げたCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)の一面も持つ好事例です。五十野さんは、「HITO病院では医療で地域社会に貢献することはもちろんのこと、今後も地域社会とwin-winとなるような価値の創造を目指していきたい。」と将来の展望についても語っています。  

掲載記事 『病院と地元企業が防護具共創で新型コロナに対抗』紙の町の老舗企業・高津紙器、HITO病院とのCSVでヘルスケア参入(2020年6月9日)

五十野博基さんのプロフィール
HITO病院 総合診療科 医長。筑波大学附属病院総合診療グループに所属しながら、2018年に医学博士を、2020年に名古屋商科大学ビジネスススクールで経営学修士を取得。「病院から患者さん、医療者、地域を笑顔にしたい」という夢の実現に向けて、2020年4月より「いきるを支える」をコンセプトにした愛媛県のHITO病院に夫婦で赴任。四国に総合診療を広めるため、共に働く仲間を募集中。総合内科専門医・集中治療専門医・家庭医療専門医・指導医。

五十野さんの過去の掲載記事

coFFee Doctors -MBAを取得し、病院から患者さん、医療者、地域を笑顔にしたい-(2019年9月19日)