春期 第1回『習近平体制と日中関係』名古屋

講演概要  

  2012年秋の共産党大会で習近平ら7名のトップ指導者が決定し、2013年春の全人代で李克強以下の国務院指導部の陣容が決定しました。新指導部のもとで、中国はどのような国づくりを進めようとしているのかをまず分析していただきます。日中関係は尖閣諸島の国有化に中国が激しく反発し、1971年の国交正常化以来40年の交流の基礎が崩壊し危機的状況にあります。何が問題か、それをどのように解決すべきかを検討していただきます。    

講師

横浜市立大学名誉教授
矢吹 晋(やぶき すすむ)氏

略歴

1938年生まれ。東京大学経済学部卒。東洋経済新報社記者、アジア経済研究所研究員、横浜市立大学教授を経て、横浜市立大学名誉教授。21世紀中国総研ディレクター、朝河貫一博士顕彰協会代表理事。著書に、『チャイメリカ』、『尖閣問題の核心』、『中国力』、『中国経済地図』などがある。