第124回ビジネス公開講座『1996年、金融ビッグバン以後を改めて考える』名古屋校開催

<講演概要>

大改革の下に実行された金融ビッグバンは、いまや、記憶している向きもないに等しくなっています。では、その大改革後、わが国の金融資本市場、あるいは、金融業界はいかなる道筋をたどり、現状はどうなっているのでしょうか。さらに近未来はどう描けるのでしょうか。近年、金融業界が直面した事案の深層、この先に想定できる問題を具体的に取り上げながら、新たな金融改革のあり方を考えてみます。

講師

浪川攻氏

略歴

1955年生まれ。上智大学卒。証券専門紙、金融専門誌などの記者を経て、1998年に東洋経済新報社と記者契約。2016年にフリーに。著書は『金融自壊』、『危機に克った日銀総裁 前川春雄 奴雁の哲学』(東洋経済新報社)、『銀行員はどう生きるか』、『証券会社がなくなる日』(講談社現代新書)など。