特別講演『施設にいるお年寄りの幸せな気持ち ~本当にそうなのか~』名古屋(聴講)

講演内容

施設で生活したり通ったりするお年寄りはとても多くいます。「お年寄りは施設での生活で幸せな気持ちになっているのだろうか」「本当は自宅にいたほうが幸せなのだろうか」「自宅にいても一人でいるだけで、本当は幸せではないのだろうか」 このような問題について、人と組織についの研究に取り組む本講演者2名の教員が「幸せな気持ちは心(つまり脳の機能)のどのようなメカニズムから生まれるのか」「幸せな気持ちを多く持てているお年寄りとそうでないお年寄りを科学として測定できるだろうか」「お年寄りの施設を比較して、幸せな気持ちを持てているお年寄りの多い施設とそうでない施設を比較するとどのような違いがあるのか」このような問いについてお話していきます。   


第一部講演者 名古屋商科大学ビジネススクール 髙木晴夫教授


1973年慶應義塾大学工学部卒業。75年同修士課程修了、78年同博士課程単位取得退学。同84年ハーバード大学経営大学院博士課程修了、経営学博士号(DBA)取得。1978年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)助手、84年同助教授、94年同教授。法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科教授を経て、2018年より名古屋商科大学ビジネススクール教授。


第二部講演者 東京情報大学総合情報学部 池田幸代准教授


池田 幸代准教授

1999年北海道大学大学院 経済学研究科修士課程修了、経営学修士号取得。2002年北海道大学大学院経済学研究科 博士後期課程専攻、経営学博士号取得。2002年北海道大学大学院経済学研究科 助手。2003年東京情報大学総合情報学部経営情報学科講師、2015年同学部総合情報学科准教授を経て、2016年より同大学大学院総合情報学研究科准教授。