「2010年世界経済の実績と今後の展望」

世界経済回復への期待と関心の高まりを受け、本学ではこの度、特別公開講座を開講する運びとなりました。UBS証券会社のエコノミストを招き、「2010年世界経済の実績と今後の展望」と題してご講演いただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。(参加無料・要予約)

日時

平成22年5月29日(土) 17:00〜18:30

会場

名古屋伏見キャンパス

内容

2008年の金融危機後、全世界の貿易量は3分の1にまで縮小し、世界各国で失業者が急増、先進諸国は最悪のリセッションに向かっていました。ところが、 2009年半ばまでに、大半の国では緩やかながら、経済成長再開の兆しが現れ、一部の国では2010年初めに、力強い経済成長を展望するまでに経済情勢は好転しました。 そして、2010年、世界経済の回復プロセスは継続し、低インフレ下でさらなる回復が進んでいます。しかしながら、世界経済の基盤は未だ十分には安定しておらず、潤沢な流動性と、膨張する公的債務が深刻な問題を引き起こしています。2010年のこれまでを振り返り、マクロ経済の視点から、今後の世界経済の展望を読み解きます。


講師

ブライアン・ローズ ※ 講演は日本語で行います

略歴

米国出身。経済学博士号取得後、1992年に来日。1995年にUBSへ入社し、2003年からの他社勤務を経て、2006年よりUBS証券会社ウェルス・マネジメント部エコノミストとして日本のリサーチ部門を統括。