Corporate Mission & Strategy
三宅 光頼 / Mitsuyori Miyake
経営環境が大きく変化している中、企業の業績も大きく変化しているのも事実です。
過去の事業整理と業界再編の企業行動ならびに成長戦略をとった多くの企業事例から、今後の成長戦略の在り方について仮説を構築していく時期と思われます。
収益主体としての企業から、社会貢献主体へと体質と行動の転換を強いられているのも事実です。
環境への変化即応力を高めることで、その可能性を模索しています。もとより経営戦略は、企業の存続と発展のために企業はいかにあるべきか、いかに行動すべきかをロジカルに探求する側面をもつ学問です。
これまでの経験則とアカデミックな理論武装の両面から、企業行動の適否を探っていく授業とし、そうした企業の諸活動の中で、受 講者自身も企業経営に携わる一人として、意思決定能力と戦略構築力の醸成を授業の中で図る予定です。
The activities of a company are going to turn widely while management environment is changing intensely. We can say that companies are forced to switch their strategy from customer creators to society & environmental guardians. Many companies make their continuations change to conformity powers to environment. We are going to investigate the success or failure processes, and what type of strategy companies continues retaining in management environment changing intensely on activity from both sides of a theory learned by experience and logic. In this lecture, it is the purpose of searching the corporate strategy as universal management science and a case method. Students attending a lecture can get decision making ability and strategy construction as ones engaged in corporate management without losing stand point of a manager & a worker.
本コースの学習目標は、LG1,2,3,5です。
①ショートケース 用語集の理解:経営戦略の基本、原理原則、概念を習得します。
以下の講義は、すべてケースを使用したグループディスカッションで進めます。
②松下電産( 現パナソニック) 中村改革と幸之助の遺産-破壊と創造-
③コマツ グローバル化への対応
④富士フイルム 第二の創業
⑤イオン vs ダイエー 環境適合と事業戦略 - 20年の衰退-
⑥花王 vs P&G 技術基盤と経営戦略
⑦キャリア展開 本テーマはケースありませんが、クラスディスカッションで進めます。
基本書は使用しません。学習に必要なレジュメを都度用意します。
下記の参考図書を読んでおくことをお勧めします。
三宅光頼 『人事戦略論 ストラクチャーとフレームワーク』 青山ライフ出版 2015 ISBN978-4-434-20617-7 小林敏男 『 事業創成 - イノベーション戦略の彼岸』有斐閣 ISBN-10: 4641164371 ISBN-13: 978-4641164376 (有斐閣)2014
大滝、山田、金井、岩田(著)『 経営戦略―論理性・創造性・社会性の追求』 (有斐閣アルマ) 、ISBN-10: 4641122962 ISBN-13: 978-4641122963、有斐閣(2006)
野中郁次郎 『経営管理』日本経済新聞社 (1980/04) ISBN-10: 453201512X ISBN-13: 978-4532015121
アナベル・" ガワー『 プラットフォーム・リーダーシップ』有斐閣 2005年 ISBN4-641-16232-8
戦略論、および経営管理論の読み物として下記を推奨します。
三枝匡 『戦略プロフェッショナル』日本経済新聞社(2002/09) ISBN-10: 4532191459 ISBN-13: 978-4532191450
猿谷雅治『 黒字浮上!最終指令』ダイヤモンド社 ISBN4-478-33029-8
すべての日程はケーススタディで構成され、ケースを題材としたグループディスカッションにより内容の深堀りと課題の整理を行います。
キーワード(用語)についても十分な理解を行ないます。
初日はそのための訓練と位置付けして、ショートケースと演習を通じて学習します。
企業の成長、革新、再編の視点、および経営資源、意思決定、プロセスの視点から経営戦略の基本を学習します。
(ケース)コマツ:建設機器のグローバル化の展開を学習します。
(ケース)富士フイルム: フイルムの斜陽化(デジタルカメラの台頭)と技術基盤による第2の創業を追跡します。
企業の成長とコスト吸収をいかに実践するか、多店舗展開、マルチブランドの事業展開を通じて、企業の競争力強化のプロセスを学習します。
(ケース)イオン vs ダイエー:それぞれの事業戦略の違いと環境適合の手法について学習します。特にダイエーはなぜ、20年にわたって衰退したかを学習します。
(ケース)松下電産:中村改革を追跡し、事業の再生とリストラの壮絶さを追います。また、幸之助の負の遺産への対応を破壊と創造を通じて学習します。
あわせて自分自身の今後のキャリアについて、考える時間を設定します。
(ケース)花王 vs P&G:技術経営と事業戦略の違い
キャリア戦略: 本テーマのケースはありません。授業の中で指示します。
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