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EMBA × グリーンテクノ21《Business Analysis》

#EMBA #MBA #Business Analysis

今年度秋学期に大阪校EMBAで開講された「Business Analysis」をご紹介します。授業を担当される芳賀裕子教授は、独立コンサルタントとして大企業のヘルスケア分野への新規参入のアドバイスを行う傍ら、数社の社外取締役も兼務されています。名古屋商科大学ビジネススクールでは、教員の9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員で、AASCB、AMBA、EQIOSの3つの国際認証が定める世界標準の教員基準をクリアした教員を採用しています。本学のEMBAでは実務家教員によるケースメソッドによる授業を通して、ビジネスに直結した実践的な学びを得ることができます。

ビジネスモデルの分析

環境変化のスピードが速い中、意思決定のためには様々な角度からの分析が必要となります。本授業では、業界分析、自社経営資源分析、競合分析など、ケース場面に必要な分析を行い、自分が経営者であればどのような行動をとるかを考え、経営戦略の理論フレームワークを理解し、ロジカルに必要な情報分析を行う能力を習得します。大企業の提携、買収、多角化、ビジネスイノベーションなどのケースを扱い、企業が行う戦略上の意思決定について、参加者が意思決定者の立場にたって検討していきます。


「Business Analysis」芳賀裕子教授

授業最終日の授業では、卵殻を使ったアップサイクル(廃棄物に新たな活用法を見出し、より高い価値の高いものを創り出すこと)商品を開発・販売する、ベンチャー企業のグリーンテクノ21のケースを扱いました。一時期多くのエコビジネスが流行し、失敗が続きましたが、同企業は確実な成功を納めました。授業では、その成功要因について市場や法制、社会情勢など、エコビジネス自体を取り巻いていた環境について多面的にクラスディスカッションを通して検討を重ねました。その後、様々な分析ツールを活用しながら同社の成功要因を分析し、さらに今後さらなる成長を遂げるためにはどのような戦略的判断を下すべきかという将来的なビジョンについても議論を繰り広げ、中小企業が自社の経営資源を効果的に活用しながら企業拡大を目指すためのビジネスモデルについて考察を深めました。