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《税理士養成課程》佐野哲哉教授による「Financial Acconting」

#税理士 #佐野哲哉 #MBA #ビジネススクール

名古屋商科大学ビジネススクール名古屋校でも、この秋学期より、受講生多くの参加者が切望していた対面授業が再開され各プログラム1科目が滞りなく終了しました。入館時の検温、消毒の徹底や、少人数でのグループセッション、1席空けての着席によるソーシャルディスタンシング、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業が運営されています。税理士養成プログラムの秋学期1科目は佐野哲哉教授による「Financial Accounting 」です。

「Financial Account」佐野哲哉教授

本授業では、実際の事例を使用し、会計の基礎概念についてディスカッション形式で学びます。ディスカッションを通じて、財務会計の概念をただ知識としてインプットするにとどまらず、クラスの中での発言でアウトプットして使いこなすことを目標とします。

授業3日目の様子


今回は、統合報告書について『ミネベアミツミとアルプスアルバインの統合報告書は投資家にとって有用なものであるといえるか。』というテーマを基に学んでいきます。両社のどちらかに投資するならばどちらに投資するか、記載されている情報の正確性、妥当性、実現可能性を精査していくとともに、企業理念が本当に経営に反映されているか、経営者の性格や経営方針、企業風土まで、投資家目線で考察します。たとえば、開示されている「女性管理職の割合」一つとっても、海外のグループ会社が含まれているから高く見えるのではないか、後進国の女性の雇用を増やしており社会問題に取り組む企業だと言えるのではないかなど、ケースメソッドの醍醐味である多角的な視点で議論が繰り広げられました。今学期から対面授業が再開され、在学生は久しぶりに仲間と顔を合わせ、そして新入生にとっては初めての授業ということもあり、学生からは授業での挙手発言したい気持ちが抑えきれない様子が伺えました。

佐野哲哉教授プロフィール
京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1997年より名古屋商科大学にて任務。2008年より名古屋商科大学大学院会計ファイナンス研究科を担当し、会計学修士論文の指導は10年目を迎える。会計学、財務会計を専門とする。