佐々木 宏さん
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ケースメソッドによる経営・ファイナンスの学びを活かして実践的なスキルを養い、社内でのキャリアチェンジを成し遂げました。かねてより希望していた経営に関わる部署にて、主体的に経営層への提言を行うように...
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Executive MBA
名古屋商科大学ビジネススクールでは2017年度の講義が始まりました。
大阪校開講のEMBA講義、矢本成恒教授による「Technology & Operations Management」をご紹介します。
Technology Operations Management(TOM)とは、製造、オペレーションリサーチ、品質管理、設備計画、eビジネス戦略等に関する経営管理の焦点です。本講義では、TOMの代表的な2分野、イノベーション・マネジメント( 研究開発や製品・サービス開発のマネジメント)、そしてオペレーションズ・マネジメント(生産や運営マネジメント)を中心に学習します。ケースディスカッションを通じて、TOMの視点や思考を身に着け、現実のマネジメント課題に柔軟に対処できることを目標とします。また、現場での課題解決だけではなく、長 期的戦略的な視点も意識した実践を目指します。
講義4日目の前半は、ヒューレット・パッカード・キティホークのハードディスク事業のケースを取り上げ、製品開発マネジメントにおける新市場開拓をテーマに、「イノベーションのジレンマ」について議論しました。
イノベーションのジレンマとは、顧客のニーズに耳を傾け、高品質の製品サービスを提供することがイノベーションに立ち後れ、失敗を招くという考え方です。どのようにすれば、失敗を防ぎ、成果を出すことができたのか。この教訓は、どのように活かすことができるのか。ディスカッションを通じて、新市場開拓における最適なマネジメント戦略を導き出していきました。
矢本成恒教授のプロフィール