ケーススタディを通じて、理論や概念の理解が深まっただけでなく、リアルな事例に対処することで思考力や課題解決力などの実践的なスキルを養うことができました。
柏木 美咲さん(EMBA 大阪校)
2020年9月 修了
グンゼ株式会社 経営企画室勤務
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企業を成功に導くリーダーとなるためには会社全体を俯瞰した意思決定が求められます。優れたビジネスパーソンが必ずしも優れたリーダーになれないのは、求められる能力が大きく異なるためです。リーダーに求められるのは、単純な経営知識や経営スキルではなく、会社・組織を変革しようとする「姿勢」です。本学のEMBAでは経験豊富な実務家教員によるリードのもと、週末を最大限に活かした集中型授業で2,000名以上の次世代リーダーを育成し続けてきました。授業では、200社ものケースを通じて経営判断を疑似体験しながらリーダーとしての感性を磨きます。また、ケースメソッドにおけるクラスディスカッションを通じて、リーダーとして求められる企業倫理(Business Ethics)を学びます。その結果、ステークホルダーや社会へ貢献できるリーダーへと成長していきます。
40 歳
2 年間
EMBA
国内 1 位
JP
100 %
Executive MBAを世界で初めに導入したのはシカゴ大学ビジネススクールで、1943年に実務経験豊富な社会人を対象としたMBAプログラムをExecutive MBA(以下、「EMBA」)として開始しました。以来、EMBAという学位は欧米においてはMBAと区別して用いられることが多くなり、米国ではMBA入学が社会人経験を必要としないのに対し、EMBAは社会人経験を必須条件とするため、EMBAは社会人MBAという認識が定着しています。
本学でも世界のトップビジネススクール同様、2003年に日本初となるEMBAを開始。実務経験8年以上(推奨は15年以上)の社会人を対象とした企業の中核的人材を目指す社会人のための教育課程です。本学は週末型の社会人大学院ゆえに、平日は多忙を極める企業のエグゼクティブ・管理職(C-suite)・医師・弁護士の方々も多数参加されています。
EMBAでは、全社的視点に基づく管理/経営力を修得していきます。ロジカルに現状を分析し、問題を発見し、ソリューションの提供や経営戦略を策定できる力を身につけることで、リーダーとしての資質を向上させます。その結果、本学のEMBAで学んだビジネスパーソンたちは、管理職への昇進はもちろんのこと、営業からコンサルタントへのキャリアチェンジなど企業の中心的役割を担う人材へと成長しています。また、現在管理職として従事するリーダーたちは、真のジェネラルマネージャーとして、自社のみならず業界全体を引っ張っていく人材となっています。
世界を見渡してみると、国際認証を取得しているビジネススクールにおけるEMBAの授業料は、1500万円前後が相場です。他方、AMBAとAACSBの2つの国際認証を有する本学のEMBAの授業料はおよそ320万円。コスト意識の高い世界中の一流ビジネスパーソンから本学が選ばれる理由はここにもあります。
Rank | ビジネススクール | 授業料(年間) |
---|---|---|
1 | Stanford University | $61875 |
2 | Harvard University | $61225 |
3 | University of Pennsylvania (Wharton) | $62424 |
4 | University of Chicago (Booth) | $61520 |
5 | Massachusetts Institute of Technology (Sloan) | $65750 |
6 | Northwestern University (Kellogg) | $61596 |
7 | University of California-Berkeley (Haas) | $54066 |
8 | Columbia University | $63148 |
9 | Dartmouth College (Tuck) | $61605 |
10 | University of Virginia (Darden) | $54698 |
11 | New York University (Stern) | $60744 |
11 | University of Michigan-Ann Arbor (Ross) | $59450 |
13 | Duke University (Fuqua) | $58000 |
13 | Yale University | $58975 |
名古屋商科大学ビジネススクールは、世界で最も信頼され影響力のある英国フィナンシャル・タイムズのビジネススクールランキング(通称「FTランキング」)において、日本国内の大学として2018年に初めてランクインしました(国内1位、アジア太平洋18位)。FTランキングの特徴は「卒業後の成果」と「国際性」に関する評価が全体の70%を占めている点です。ビジネススクールの世界で「FTランキング」は、卒業後の給与面の上昇が問われる、いわば教育投資としてのMBAの「費用対効果ランキング」として考えられています。このような名誉ある評価を受け、今後も更なる質的向上を図るべく、国際的な教育研究活動に力を注いでおります。
1位 | The Hong Kong University of Science and Technology |
---|---|
2位 | University of Hong Kong |
3位 | CEIBS - China Europe International Business School |
4位 | Shanghai Jiao Tong University: Antai |
5位 | National University of Singapore |
6位 | Nanyang Business School |
¦ | ¦ |
16位 | Melbourne Business School |
17位 | National Sun Yat-sen University |
18位 | NUCB Business School |
学修環境
経営者や管理職に必要とされる経営全体を俯瞰する能力を身につけるための専用カリキュラム。ケースメソッドによるディスカッションを多用した授業は、基礎から応用、発展まで、体系的に順序だてて開講され、経営学を初めて学ぶ方でも安心して受講できます。EMBAカリキュラムは6領域に分類され、総合的な経営管理能力をはじめ、戦略的思考法、ビジネスリーダーに求められる姿勢を高めます。
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本学の教員は三大国際認証機関が定める、教授領域と関連した実務経験、論文・著書の実績など、いくつもの厳しい国際基準をクリアしており、その9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員です。いわゆる「研究者を育成するための一方通行の学術的講義」とは異なり、実務で得た経験や知識を講義に反映させることで、ビジネスに直結した実践的な学びを提供しています。
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ビジネススクールには、様々なバックグラウンドを持つ学生がいます。グローバル経営やダイバーシティ経営が注目される今日、そのような仲間との学びは新たな視点や成果に満ちています。幾度となく議論を交わし、共に学んだ絆は強く、先輩・同期生・後輩の垣根を超えて新たなビジネスへと発展しています。即戦力となる情報交換や強い人的ネットワークもMBAに挑戦する醍醐味です。
EMBAを受講する学生は30代後半から40代前半の方が多く、実務経験年数も10年から20年が全体の半数を占めます。様々な年代の様々なバックボーンを持った学生同士の議論は議題をあらゆる角度から検証し強固なものとしてくれるでしょう。普段の役職は関係なくフラットに議論できる環境ですが、特に実務経験の長い学生からの意見は教科書では学ぶことの出来ない現場の生の声を伝えてくれます。
在学生の業種
在学生の年齢分布
学生インタビュー
ケーススタディを通じて、理論や概念の理解が深まっただけでなく、リアルな事例に対処することで思考力や課題解決力などの実践的なスキルを養うことができました。
柏木 美咲さん(EMBA 大阪校)
2020年9月 修了
グンゼ株式会社 経営企画室勤務
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「諦めない限り、何歳(いくつ)になってもチャンスはある」という私自身の基本理念と、「開かれた道を行くな、未踏の道を切り拓け」という本校創立者・栗本祐一先生の言葉を胸に、将来は「岡さん、あなたにお願いしたい」と世界のクライアントから頼られるプロフェッショナルな税理士を目指しています。
岡 秀行さん(税法学/東京)
2023年4月入学
公務員(公安職)
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考え方のフレームワークは本で学ぶことができますが、受講者同士の体験談から状況に応じた有効性まで考えることができるのはケーススタディならでは。
山浦 直人さん(EMBA/東京)
2016年9月 入学
アマゾンジャパン合同会社
様々な業界で活躍している仲間と繋がる事が出来るようになり、視野、視座が広く高くなりました。
中西 拓也さん (EMBA/東京)
2022年9月 卒業
武田薬品 勤務
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週末を名商大ビジネススクールに捧げるという決断。今は一歩踏み出して良かったなと思っています。2年間の学生生活を終え、視座が高まり、考え方や行動が大きく変わりました。実際の経営事例を扱う実践的な授業、教師、多様なバックグラウンドの仲間、自分自身の想い。名商大ビジネススクールでは全てが揃ったので実現できました。
横山 俊平さん(EMBA/東京)
2019年3月 修了
中外製薬株式会社 勤務
私は、その激動の中で信頼できる事業上の判断基準を築き上げるために、仲間と共に刺激し合い、意見の衝突を繰り返すプロセスを通じて成長していきたいと考えています。
渡部 大誠さん (MBA/東京)
2023年4月 入学
株式会社セールスフォース・ジャパン
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勤務医として月給をもらうという実務経験しか無かった私が、家族で営む実家の医療法人の承継を現実的に考えた時に苛まれた、経営に関しては全く経験が無く何も知らないという危機感。利用者が医療機関を選ぶ時代に、MBAは大きな武器になります。
村上 礼一さん
2016年3月 修了
村上新町病院
副理事長
自分の期待・想像をはるかに超える成長ができる場です。各業界の第一線でご活躍されている方との出会いにより、巻き込み力やたくさんの武器を手に入れることができます。
鈴木 二功さん (EMBA/東京)
2019年9月 修了
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
優れた教授陣やクラスメートとのディスカッションを通じ、ビジネスに関する知見を高められたことに加え、多くの仲間との出会いに刺激を受けることができました。
石川 淳さん (EMBA/東京)
2019年9月 修了
大手通信会社
勤務
名商大ビジネススクールで、人と人との出逢い、繋がりの大切さというものを改めて感じます。
林 旗さん
2023年3月 修了(EMBA大阪校)
ソフトウェア開発企業勤務
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リーダーにはスキルと、情熱や人間性といった人間的魅力があります。名商大ビジネススクールでの学びを通じて、どうすれば自分らしい魅力を表現できるかを考えることができました。
筒井 仁哉さん (EMBA/東京)
2019年9月 修了
サムスン電機ジャパン株式会社
勤務
医学知識以外にクリニック経営のための経営学的知識が不足していると感じ、名商大のMBAを受験しました。今後変化していく医療業界の中で自分の求める医療を提供していく上で、先見的な発掘能力、オープンな視点や知識が必要だと感じています。
駒井 絵里さん(MBA/東京)
2023年4月入学
医療法人社団 博英会かねこクリニック 総合内科専門医
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2年間の集中的なインプットとアウトプットによって、自分なりの判断軸を養うのが名商大ビジネススクール。週末の授業をすぐに平日の仕事に活かせる、そんな実践的な内容が気に入ってます。
山本 賢一朗さん (EMBA/東京)
2020年4月 入学
三菱自動車工業株式会社
勤務
国際認証取得のハイレベルなカリキュラムなのに、生活様式を大きく変える必要のない週末授業。尚且つ、教育訓練給付制度の対象。比べるとNUCBビジネススクールのMBAプログラムに行きつきます。毎週末、オーバーヒートするのではと思うくらい、思考力が鍛えられていると実感しています。
大井 克秀さん (EMBA/東京)
2020年4月 入学
外資系製薬企業
勤務
授業レポート
EMBA × リクルート《瀬戸信用金庫冠講座「Designing Organizations」》
毎学期開講している名古屋商科大学ビジネススクールの3キャンパス(東京、名古屋、大阪)の参加者が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する秋学期合同講義が2024年1月6日〜8日まで実施されました。今回は小河光...
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MBA × Apple
東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2024年1月6日〜8日まで実施されました。今回は内古閑宏先生の「Driving Strategic Innovation」の2日目の授業をご紹...
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EMBA ×「能作」「サザコーヒー」《Mission Driven Management》
名古屋商科大学ビジネススクールEMBAプログラム名古屋校で2023年度春学期に開講した、磯辺剛彦教授による「Mission Driven Management」の1日目の授業をご紹介します。 「世のため人のため、ひいては自分のため」...
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EMBA × 楽天《Leading Global Business》
東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2023年1月7日〜9日まで実施されました。今年度は8科目が開講され、その中から藤岡資正客員教授の「Leading Global Bu...
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EMBA × ビズリーチ《Changing the Game》
名古屋商科大学ビジネススクールEMBAプログラム名古屋校で2022年度秋学期に開講した、加藤和彦教授による「Changing the Game」の1日目の授業をご紹介します。 プラットフォーム競争戦略の戦略策定 本授業は「Cha...
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EMBA × ファーストリテイリング《Strategic Management》
2022年7月31日に大阪EMBAで開講された植田統教授による『Strategic Management』の最終日4日目の授業を紹介します。企業再生、経営戦略、グローバル経営を専門とする植田教授は、東京大学法学部卒業後、経営コン...
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MBAとは
MBA(Master of Business Administration)とは経営管理に関する修士号であり、世界には学位としてのMBAの質保証を担う国際認証機関が3つ存在(AACSB,AMBA,EQUIS)します。国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。
MBA教育は研究者ではなく企業経営の実務家の養成を目的とした伝統的な経営教育であり、世界各地で実務家の利便性を考えた教育課程開発が行われています。
MBA本場となるアメリカでは1年間に10万人のMBAを輩出し、上場企業の部長職の6割がMBA以上の学位を保有している、との報告もあるなどMBAとは実質的に「管理職資格」と捉えられる傾向にあります。世界的にMBA取得の需要が高い2大業界は金融証券系と医療製薬系となります。その背景には従来、参入障壁に守られていた業界の再編がグローバルな規模で生じていると考えられています。
MBA留学
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