これまでIT業界でキャリアを積んできた私自身にとって、今後のキャリアにおいて専門領域以外の汎用的かつ体系的なビジネス知識の習得が必要不可欠だと考えNUCBへの入学を決めました。
淺野 俊さん (MBA/東京)
2023年4月 入学
株式会社セールスフォース・ジャパン
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企業を成功に導くリーダーとなるためには、会社経営全体を俯瞰した意思決定が求められます。優れたビジネスパーソンが必ずしも優れたリーダーになれないのは、その両者に求められる能力が大きく異なるためです。リーダーに求められるのは、単純な経営知識や経営スキルではなく、会社・組織を変革しようとする「姿勢」です。本学のEMBAでは経験豊富な実務家教員によるリードのもと、週末を最大限に活かした集中型授業で1,000名以上の次世代リーダーを育成し続けてきました。授業では、200社ものケーススタディを通じて経営判断を疑似体験しながらリーダーとしての感性を磨きます。また、ケースメソッドにおけるクラスディスカッションを通じて、リーダーとして求められる企業倫理(Business Ethics)を学びます。その結果、ステークホルダーや社会へ貢献できるリーダーへと成長していきます。
Executive MBAを世界で初めに導入したのはシカゴ大学ビジネススクールで、1943年に実務経験豊富な社会人を対象としたMBAプログラムをExecutive MBA(以下、「EMBA」)として開始しました。以来、EMBAという学位は欧米においてはMBAと区別して用いられることが多くなり、米国ではMBA入学が社会人経験を必要としないのに対し、EMBAは社会人経験を必須条件とするため、EMBAは社会人MBAという認識が定着しています。
本学でも世界のトップビジネススクール同様、2003年に日本初となるEMBAを開始。実務経験8年以上(推奨は15年以上)の社会人を対象とした企業の中核的人材を目指す社会人のための教育課程です。本学は週末型の社会人大学院ゆえに、平日は多忙を極める企業のエグゼクティブ・管理職(C-suite)・医師・弁護士の方々も多数参加されています。
EMBAでは、全社的視点に基づく管理/経営力を修得していきます。ロジカルに現状を分析し、問題を発見し、ソリューションの提供や経営戦略を策定できる力を身につけることで、リーダーとしての資質を向上させます。その結果、本学のEMBAで学んだビジネスパーソンたちは、管理職への昇進はもちろんのこと、営業からコンサルタントへのキャリアチェンジなど企業の中心的役割を担う人材へと成長しています。また、現在管理職として従事するリーダーたちは、真のジェネラルマネージャーとして、自社のみならず業界全体を引っ張っていく人材となっています。
世界を見渡してみると、国際認証を取得しているビジネススクールにおけるEMBAの授業料は、1500万円前後が相場です。他方、AMBAとAACSBの2つの国際認証を有する本学のEMBAの授業料はおよそ320万円。コスト意識の高い世界中の一流ビジネスパーソンから本学が選ばれる理由はここにもあります。
Rank | ビジネススクール | 授業料(年間) |
---|---|---|
1 | Stanford University | $61875 |
2 | Harvard University | $61225 |
3 | University of Pennsylvania (Wharton) | $62424 |
4 | University of Chicago (Booth) | $61520 |
5 | Massachusetts Institute of Technology (Sloan) | $65750 |
6 | Northwestern University (Kellogg) | $61596 |
7 | University of California-Berkeley (Haas) | $54066 |
8 | Columbia University | $63148 |
9 | Dartmouth College (Tuck) | $61605 |
10 | University of Virginia (Darden) | $54698 |
11 | New York University (Stern) | $60744 |
11 | University of Michigan-Ann Arbor (Ross) | $59450 |
13 | Duke University (Fuqua) | $58000 |
13 | Yale University | $58975 |
名古屋商科大学ビジネススクールは、世界で最も信頼され影響力のある英国フィナンシャル・タイムズのビジネススクールランキング(通称「FTランキング」)において、日本国内の大学として2018年に初めてランクインしました(国内1位、アジア太平洋18位)。FTランキングの特徴は「卒業後の成果」と「国際性」に関する評価が全体の70%を占めている点です。ビジネススクールの世界で「FTランキング」は、卒業後の給与面の上昇が問われる、いわば教育投資としてのMBAの「費用対効果ランキング」として考えられています。このような名誉ある評価を受け、今後も更なる質的向上を図るべく、国際的な教育研究活動に力を注いでおります。
1位 | The Hong Kong University of Science and Technology |
---|---|
2位 | University of Hong Kong |
3位 | CEIBS - China Europe International Business School |
4位 | Shanghai Jiao Tong University: Antai |
5位 | National University of Singapore |
6位 | Nanyang Business School |
¦ | ¦ |
16位 | Melbourne Business School |
17位 | National Sun Yat-sen University |
18位 | NUCB Business School |
学修環境
経営者や管理職に必要とされる経営全体を俯瞰する能力を身につけるための専用カリキュラム。ケースメソッドによるディスカッションを多用した授業は、基礎から応用、発展まで、体系的に順序だてて開講され、経営学を初めて学ぶ方でも安心して受講できます。EMBAカリキュラムは6領域に分類され、総合的な経営管理能力をはじめ、戦略的思考法、ビジネスリーダーに求められる姿勢を高めます。
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本学の教員は、AACSB・AMBAが定める、教授領域と関連した実務経験、論文・著書の実績など、いくつもの厳しい国際基準をクリアしており、その9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員です。いわゆる「研究者を育成するための一方通行の学術的講義」とは異なり、実務で得た経験や知識を講義に反映させることで、ビジネスに直結した実践的な学びを提供しています。
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ビジネススクールには、様々なバックグラウンドを持つ学生がいます。グローバル経営やダイバーシティ経営が注目される今日、そのような仲間との学びは新たな視点や成果に満ちています。幾度となく議論を交わし、共に学んだ絆は強く、先輩・同期生・後輩の垣根を超えて新たなビジネスへと発展しています。即戦力となる情報交換や強い人的ネットワークもMBAに挑戦する醍醐味です。
EMBAを受講する学生は30代後半から40代前半の方が多く、実務経験年数も10年から20年が全体の半数を占めます。様々な年代の様々なバックボーンを持った学生同士の議論は議題をあらゆる角度から検証し強固なものとしてくれるでしょう。普段の役職は関係なくフラットに議論できる環境ですが、特に実務経験の長い学生からの意見は教科書では学ぶことの出来ない現場の生の声を伝えてくれます。
在学生の業種
在学生の年齢分布
学生インタビュー
これまでIT業界でキャリアを積んできた私自身にとって、今後のキャリアにおいて専門領域以外の汎用的かつ体系的なビジネス知識の習得が必要不可欠だと考えNUCBへの入学を決めました。
淺野 俊さん (MBA/東京)
2023年4月 入学
株式会社セールスフォース・ジャパン
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健康経営よりもさらに経営の視点からクライアント企業を支援し、将来は社会全体の産業保健活動の活性化に貢献することを目指して名商大のExecutive MBA(EMBA)に入学致しました。
廣田 雄輔さん (EMBA/東京)
2023年4月 入学
銀座産業医事務所 代表 / 糖尿病専門医 / 博士(医学)
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人生100年時代、予測不可能な世界で、幅広く仕事に取り組んでいくためには、地に根を張った体系的な知識の深堀による裏付けが必要になると思い、名商大のEMBAに入学しました。
藤野 正博さん (EMBA/東京)
2023年4月 入学
アサヒグループホールディングス株式会社
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医学知識以外にクリニック経営のための経営学的知識が不足していると感じ、名商大のMBAを受験しました。今後変化していく医療業界の中で自分の求める医療を提供していく上で、先見的な発掘能力、オープンな視点や知識が必要だと感じています。
駒井絵里さん (MBA/東京)
2023年4月 入学
医療法人社団 博英会 かねこクリニック 総合内科専門医
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自分一人では到底乗り越えられないことや理解をすることが難しいと思われることも、 先生方や仲間と一緒ならば、達成していくことができています。
張 海燕さん(EMBA 大阪校)
2021年9月 入学
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ハイレベルなビジネス知識・スキルを身につけるだけでなく、人としても大きく成長できる環境が名商大MBAの特徴だと思います。
青木洋平さん (EMBA/名古屋)
2021年3月 修了
株式会社ラーニングエージェンシー
シニアコンサルタント/中小企業診断士
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ケースメソッドを使った授業は実践的で刺激的です。毎回授業ごとに気づきを与えられ、すぐに実践でき、自分が成長していることを体感できます。
黒金 邦貴さん(EMBA 大阪校)
2022年4月 入学
医療製薬会社勤務
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こんな時代だからこそ、もう一つ上の次元を目指したい
昇 秀樹さん (EMBA/大阪)
2022年4月 入学
アステラス製薬株式会社 勤務
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業種や年齢、バックグラウンドの異なる同期や先輩、後輩のネットワークは何物にも代えがたい宝物です。
堀江広美さん (EMBA/東京)
2022年3月 卒業
大手総合情報サービス会社 勤務
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知識ではなく、経験が手に入ります。その経験は、周りにあるものをこれまでとは違うように見せてくれます。見え方が変わると、思考の深さや幅が広がり、行動を起こす手助けになります。
宮下 雄一郎さん(EMBA/名古屋)
2021年3月 修了
株式会社石川マテリアル
取締役
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ケースメソッドを通じて、自分と仲間の「考える力」を信じることができるようになりました。
吉田愛子さん (EMBA/名古屋)
2020年9月 卒業
KPMGコンサルティング 勤務
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自分の周りとは大きく世界の違う方々と利害関係なく話せる関係を作れたことが何よりの宝です。
景山倫治さん (EMBA/東京)
2022年3月 修了
国内製薬企業 勤務
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授業でお会いした様々なバックグラウンドを持つ方々との議論により、気づけなかった新しい視点・視座・視野・視界を開眼させていただき、かけがえのない貴重な経験となりました。
大井克秀さん (EMBA/東京)
2022年3月 卒業
外資系製薬企業 勤務
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在学中の学びや学友との交流を通して、知識的な面はもちろんのこと、自己の内省も深めることができました。
金藤美樹穂さん (EMBA/東京)
2020年9月 修了
株式会社uchu
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先生や多様なバックグラウンドを持つ同期、先輩、後輩とのディスカッションを通じ、ビジネス人としても、人としても成長していくのを実感しています。
半埜円佳さん (EMBA/東京)
2021年4月 入学
全農グリーンソース株式会社 勤務
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授業では様々な業界の同級生とディスカッションを重ねることで、これまで自分のいた世界がいかに狭かったかを痛感させられましたが、レポートや発表を通じて一歩ずつ成長することができたかな、と思っています。
高木美希さん (EMBA/東京)
2022年9月 修了
愛知医療センター名古屋第二病院 勤務
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名商大ビジネススクールで、人と人との出逢い、繋がりの大切さというものを改めて感じます。
林 旗さん
2022年4月 入学(EMBA大阪校)
ソフトウェア開発企業勤務
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異業種で活躍されている先輩方や同期、後輩の皆様と様々な意見を出し合い切磋琢磨できる仲間を得たことは、私にとっての一番の財産となりました。
綱分 安理さん(EMBA 大阪校 )
2021年4月 入学
英国企業勤務
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授業レポート
EMBA × 楽天《Leading Global Business》
東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2023年1月7日〜9日まで実施されました。今年度は8科目が開講され、その中から藤岡資正客員教授の「Leading Global Bu...
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EMBA × ビズリーチ《Changing the Game》
名古屋商科大学ビジネススクールEMBAプログラム名古屋校で2022年度秋学期に開講した、加藤和彦教授による「Changing the Game」の1日目の授業をご紹介します。 プラットフォーム競争戦略の戦略策定 本授業は「Cha...
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EMBA × ファーストリテイリング《Strategic Management》
2022年7月31日に大阪EMBAで開講された植田統教授による『Strategic Management』の最終日4日目の授業を紹介します。企業再生、経営戦略、グローバル経営を専門とする植田教授は、東京大学法学部卒業後、経営コン...
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EMBA × イムラ封筒《Organizational Behavior & Leadership》
2022年7月2日に東京校Executive MBA(EMBA)で開講された髙木晴夫教授による『Organizational Behavior & Leadership』の3日目の授業をご紹介いたします。 「組織行動」「リーダーシップ」および「ケースメソ...
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EMBA × 中国のヤフー《Corporate Governance & Business Ethics》
2022年6月19日に東京校Executive MBA(EMBA)プログラムで開講された阿部博友教授による『Corporate Governance & Business Ethics』の最終日の授業をご紹介いたします。 阿部教授はガイアナ宇宙センターによる...
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EMBA × ネットフリックス《Marketing Management》
名古屋商科大学ビジネススクールでは、春学期が2022年4月9日より全キャンパスでスタートしました。東京校では、牧田教授の『Marketing Management』の授業が開講されました。授業を担当された牧田教授は、京都大...
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MBAとは
MBA(Master of Business Administration)とは経営管理に関する修士号であり、世界には学位としてのMBAの質保証を担う国際認証機関が3つ存在(AACSB,AMBA,EQUIS)します。国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。
MBA本場となるアメリカでは1年間に10万人のMBAを輩出し、上場企業の部長職の6割がMBA以上の学位を保有している、との報告もあるなどMBAとは実質的に「管理職資格」と捉えられる傾向にあります。世界的にMBA取得の需要が高い2大業界は金融証券系と医療製薬系となります。その背景には従来、参入障壁に守られていた業界の再編がグローバルな規模で生じているからです。
MBA留学
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