ビジネスを熟知した講師陣によるケースメソッドは常にリアルであり、そのリアルさこそが修了後に役立つ学びの本質だと感じています。また、ディスカッションを通して自分の考えの未熟さを自覚するとともに、優秀な学友たちの思考を理解することで自分を高めることができました。学友たちの多様で多面的な価値観がNUCBビジネススクールで得た最大の財産です。
青木 慎介さん
2019年3月 修了
コンサルティング会社「darwin」
経営
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企業を成功に導くリーダーとなるためには、会社経営全体を俯瞰した意思決定が求められます。優れたビジネスパーソンが必ずしも優れたリーダーになれないのは、その両者に求められる能力が大きく異なるためです。リーダーに求められるのは、単純な経営知識や経営スキルではなく、会社・組織を変革しようとする「姿勢」です。
本学のEMBAでは経験豊富な実務家教員によるリードのもと、週末を最大限に活かした集中型授業で1,000名以上の次世代リーダーを育成し続けてきました。授業では、200社ものケーススタディを通じて経営判断を疑似体験しながらリーダーとしての感性を磨きます。また、ケースメソッドにおけるクラスディスカッションを通じて、リーダーとして求められる企業倫理(Business Ethics)を学びます。その結果、ステークホルダーや社会へ貢献できるリーダーへと成長していきます。
Executive MBAを世界で初めに導入したのはシカゴ大学ビジネススクールで、1943年に実務経験豊富な社会人を対象としたMBAプログラムをExecutive MBA(以下、「EMBA」)として開始しました。以来、EMBAという学位は欧米においてはMBAと区別して用いられることが多くなり、米国ではMBA入学が社会人経験を必要としないのに対し、EMBAは社会人経験を必須条件とするため、EMBAは社会人MBAという認識が定着しています。
本学でも世界のトップビジネススクール同様、2003年に日本初となるEMBAを開始。実務経験8年以上(推奨は15年以上)の社会人を対象とした企業の中核的人材を目指す社会人のための教育課程です。本学は週末型の社会人大学院ゆえに、平日は多忙を極める企業のエグゼクティブ・管理職(C-suite)・医師・弁護士の方々も多数参加されています。
EMBAでは、全社的視点に基づく管理/経営力を修得していきます。ロジカルに現状を分析し、問題を発見し、ソリューションの提供や経営戦略を策定できる力を身につけることで、リーダーとしての資質を向上させます。その結果、本学のEMBAで学んだビジネスパーソンたちは、管理職への昇進はもちろんのこと、営業からコンサルタントへのキャリアチェンジなど企業の中心的役割を担う人材へと成長しています。また、現在管理職として従事するリーダーたちは、真のジェネラルマネージャーとして、自社のみならず業界全体を引っ張っていく人材となっています。
世界を見渡してみると、国際認証を取得しているビジネススクールにおけるEMBAの授業料は、1500万円前後が相場です。他方、AMBAとAACSBの2つの国際認証を有する本学のEMBAの授業料はおよそ320万円。コスト意識の高い世界中の一流ビジネスパーソンから本学が選ばれる理由はここにもあります。
Rank | ビジネススクール | 授業料(年間) |
---|---|---|
1 | Stanford University | $61875 |
2 | Harvard University | $61225 |
3 | University of Pennsylvania (Wharton) | $62424 |
4 | University of Chicago (Booth) | $61520 |
5 | Massachusetts Institute of Technology (Sloan) | $65750 |
6 | Northwestern University (Kellogg) | $61596 |
7 | University of California-Berkeley (Haas) | $54066 |
8 | Columbia University | $63148 |
9 | Dartmouth College (Tuck) | $61605 |
10 | University of Virginia (Darden) | $54698 |
11 | New York University (Stern) | $60744 |
11 | University of Michigan-Ann Arbor (Ross) | $59450 |
13 | Duke University (Fuqua) | $58000 |
13 | Yale University | $58975 |
名古屋商科大学ビジネススクールは、世界で最も信頼され影響力のある英国フィナンシャル・タイムズのビジネススクールランキング(通称「FTランキング」)において、日本国内の大学として2018年に初めてランクインしました(国内1位、アジア太平洋18位)。FTランキングの特徴は「卒業後の成果」と「国際性」に関する評価が全体の70%を占めている点です。ビジネススクールの世界で「FTランキング」は、卒業後の給与面の上昇が問われる、いわば教育投資としてのMBAの「費用対効果ランキング」として考えられています。このような名誉ある評価を受け、今後も更なる質的向上を図るべく、国際的な教育研究活動に力を注いでおります。
1位 | The Hong Kong University of Science and Technology |
---|---|
2位 | University of Hong Kong |
3位 | CEIBS - China Europe International Business School |
4位 | Shanghai Jiao Tong University: Antai |
5位 | National University of Singapore |
6位 | Nanyang Business School |
¦ | ¦ |
16位 | Melbourne Business School |
17位 | National Sun Yat-sen University |
18位 | NUCB Business School |
学修環境
経営者やマネージャーに必要とされる経営全体を俯瞰する能力を身につけるための専用カリキュラム。ケースメソッドによるディスカッションを多用した授業は、基礎から応用、発展まで、体系的に順序だてて開講され、経営学を初めて学ぶ方でも安心して受講できます。EMBAカリキュラムは6領域に分類され、総合的な経営管理能力をはじめ、戦略的思考法、ビジネスリーダーに求められるビジョンを示すスキル・知識が修得できます。
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本学の教員は、AACSB・AMBAが定める、教授領域と関連した実務経験、論文・著書の実績など、いくつもの厳しい国際基準をクリアしており、その9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員です。いわゆる「研究者を育成するための一方通行の学術的講義」とは異なり、実務で得た経験や知識を講義に反映させることで、ビジネスに直結した実践的な学びを提供しています。
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ビジネススクールには、様々なバックグラウンドを持つ学生がいます。グローバル経営やダイバーシティ経営が注目される今日、そのような仲間との学びは新たな視点や成果に満ちています。幾度となく議論を交わし、共に学んだ絆は強く、先輩・同期生・後輩の垣根を超えて新たなビジネスへと発展しています。即戦力となる情報交換や強い人的ネットワークもMBAに挑戦する醍醐味です。
EMBAを受講する学生は30代後半から40代前半の方が多く、実務経験年数も10年から20年が全体の半数を占めます。様々な年代の様々なバックボーンを持った学生同士の議論は議題をあらゆる角度から検証し強固なものとしてくれるでしょう。普段の役職は関係なくフラットに議論できる環境ですが、特に実務経験の長い学生からの意見は教科書では学ぶことの出来ない現場の生の声を伝えてくれます。
在学生の業種
在学生の年齢分布
学生インタビュー
ビジネスを熟知した講師陣によるケースメソッドは常にリアルであり、そのリアルさこそが修了後に役立つ学びの本質だと感じています。また、ディスカッションを通して自分の考えの未熟さを自覚するとともに、優秀な学友たちの思考を理解することで自分を高めることができました。学友たちの多様で多面的な価値観がNUCBビジネススクールで得た最大の財産です。
青木 慎介さん
2019年3月 修了
コンサルティング会社「darwin」
経営
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VUCAの時代、限られた時間と多くの制約のなかで、最善の答えを導き出す力が求められますが、NUCBビジネススクールではこの力が養われます。知識に基く唯一の答えではなく、どんな場面にも応用が効く思考法を学べたことが、自分の大きな財産となりました。
酒井 一繁さん
2019年4月 入学
トヨタ自動車
主幹/米国公認会計士
知識経験が豊富な教授陣による講義では、一般的な経営知識のみならず、経営哲学についても学ぶことができ、人間として成長することができる環境です。多様な価値観とバックグラウンドを持つ受講生同志のディスカッションでは、自身の思考の幅を広げことが出来るとともに、卒業後も続く友情が育まれました。
金藤 美樹穂さん
2018年9月 入学
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
勤務
毎回予習しながら先生やクラスメイトはどんな新しい視点を見つけただろうと講義当日を楽しみにしています。仕事との両立で大変ですが、1科目毎に成長した自分を感じることができ、有意義で将来につながる時間になっています。
豊田 怡然さん
2020年4月 入学
日本マイクロソフト株式会社
アカウントテクノロジーストラテジスト
経営について、視野を広げ、より多角的に考え実践できるようになるには、座学ではなく実践的に学ぶ名古屋商科大学ビジネススクールが最適でした。
森 保之さん
2009年9月 修了
株式会社宮崎
取締役部長
大変革の時代に、会社は、そして自分は何をすべきなのかを考え抜いた2年間でした。ここで学んだ「Changing the Game」の精神を胸に、これからの未来を切り開いて行きたいと思います。
山城 一郎さん
2019年3月 修了
トヨタ自動車株式会社(出向)
勤務
課題の予習時に自分なりに頭を捻って出した結論が必ずしも正解ではなく、クラスディスカッションや講義で自分とは異なる視点の回答を聞き刺激を受けています。常に新鮮な学びがあり、日常業務とは全く違った頭の使い方ができます。
國谷 有里さん
2020年4月 入学
東京ベイ・浦安市川医療センター
医師
MBAはハーバード流のケーススダディで統一されていて、経営の追体験をしながら理論の整理と応用を学びます。 若い方がMBAにチャレンジするのは素晴らしいことですが、これからの時代、50代以上の方が学び直しによってビジネスパーソンとしての寿命を延ばし、少しでも長く社会を支える側にいることは、とても意義のあることだと思います。
出川 敬司さん
2018年9月 入学
大手M&Aコンサルティング会社
役員
自ら新聞や本を読んで得ること、実務から学ぶこと得ることを体系立てて広く深く学ぶことが出来、毎回の授業が発見と納得の連続です。共に学ぶ素敵な仲間の多様な考え方にも、日々大いに刺激を受けています。
猪又 兵衛さん
2020年4月 入学
外資系製薬企業
勤務
授業レポート
EMBA × ネットフリックス《Marketing Management》
名古屋商科大学ビジネススクールでは、春学期が2022年4月9日より全キャンパスでスタートしました。東京校では、牧田教授の『Marketing Management』の授業が開講されました。授業を担当された牧田教授は、京都大...
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EMBA × ソフトバンク《Strategic Corporate Finance》
2022年1月22日に開講された小林武教授による『Strategic Corporate Finance』の初日の授業をご紹介いたします。小林教授は、20年以上にわたり、東京銀行、格付投資情報センター、バークレイズ・グローバル・イン...
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EMBA × ソニーAIBO《Driving Strategic Innovation》
東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2022年1月8日〜10日まで実施されました。今年度は6科目が開講され、その中から内古閑宏教授の「Driving Strategic In...
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EMBA × アフラック《 瀬戸信用金庫冠講座 「Designing Organizations」 》
東京、名古屋、大阪の3キャンパスの学生が名古屋キャンパスに一堂に会して受講する合同講義が2022年1月8日〜10日まで実施されました。今年度は6科目が開講され、その中の、小河光生客員教授の瀬戸信用金庫冠講座...
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EMBA × コニカミノルタ《Strategic Corporate Finance》
2021年12月4日に大阪校EMBAで開講された「Strategic Corporate Finance」の3日めの授業をご紹介します。授業を担当される小林武教授は、フランスHEC経営大学院にてファイナンス修士、筑波大学にて博士(経営学)...
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EMBA × 管理会計《Strategic Managerial Accounting》
東京校EMBAで2021年11月12日から開講された『Strategic Managerial Accounting』の3日目の授業をご紹介します。授業を担当される金子智朗教授は、日本航空株式会社にて情報システムの企画・開発に従事し、公認会...
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MBAとは
MBA(Master of Business Administration)とは経営管理に関する修士号であり、世界には学位としてのMBAの質保証を担う国際認証機関が3つ存在(AACSB,AMBA,EQUIS)します。国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。
MBA本場となるアメリカでは1年間に10万人のMBAを輩出し、上場企業の部長職の6割がMBA以上の学位を保有している、との報告もあるなどMBAとは実質的に「管理職資格」と捉えられる傾向にあります。世界的にMBA取得の需要が高い2大業界は金融証券系と医療製薬系となります。その背景には従来、参入障壁に守られていた業界の再編がグローバルな規模で生じているからです。
関連プログラム
中小企業診断士養成コースのカリキュラムは、EMBAの科目と連動しています。学位取得に必要な要件を満たし、コンサルティング実習(20単位)を履修することにより、中小企業診断士の国家資格とともにMBA[修士号(経営学)]を取得できます。また、資格取得に関わらず、企業診断に関する理解を深め、実践力を高めるために、コンサルティング実習に参加することも可能です。
MBA留学
教育課程ごとの特徴や参加者層、学修環境、国際交流などを紹介するパンフレットをはじめ、入学選考日程や出願方法を紹介する入学選考要項や入試過去問題集など、ご希望の資料をダウンロード可能です。