実践逸品塾
この「実践逸品塾」とは、法人向けの教育課程として1年間かけて自社の経営課題の正しい認識と解決ならび自社の発展を目的としたプロジェクト研究等への参加と、実践的なMBAのエッセンスを学ぶ「MBA単科課程」を人材育成としてご活用いただける研修です。また、本研修は「逸品塾」(塾長:加登 豊 同志社大学大学院ビジネス研究科教授、主催:D-BRIGE)の2023年度活動を含むものとします。

期間
2023年4月〜2024年3月
参加費・対象
【法人会員】120万円(年間)原則として企業・組織による参加、1社(組織)3名まで参加可能
【個人会員A】10万円 ・・・良書会、全体会議、塾長講話に個人参加が可能
【個人会員B】30万円 ・・・すべてのプロジェクトに個人参加が可能
開催場所
名古屋商科大学ビジネススクール(名古屋・大阪・東京)、同志社大学寒梅館、およびZoomを利用した開催形式とします。
内容
プロジェクト研究等への参加 + MBA単科から最大6科目まで受講(1社あたり)



プロジェクト研究
2023年度(第15期)プロジェクト研究テーマ:「持続的な競争力の獲得を目指して:模倣されないビジネスシステムの構築」
企業は、製品やサービスの差別化に躍起となっている。製品やサービスの新規性が、顧客獲得に有益だと考えているからだろう。しかし、どんなに優れた製品やサービスであっても、あっという間に、競争企業に模倣される。特許等によって自社製品やサービスを守ろうとしても、特許等の公開は逆に模倣を容易にさせる。 長期継続的利益を獲得するためには、新製品や新サービスの開発に注力するだけでは限界がある。キーワードは、「ビジネスシステム」である。模倣が困難な「ビジネスシステム」を構築することで、圧倒的な利益を上げることができる。 数多くの事例を取り上げ、「ビジネスシステム」の力を知り、自社向けのすぐれた「ビジネスシステム」構築を目指す。
- プロジェクト本格始動前に、秘密保持契約の締結が必要となります。
- 各社(組織)最大3名まで参加が可能です。
- 参加者は継続して毎回出席できることが求められます。
- 代理出席はできません。
- プロジェクト研究の進め方
第1回 | 製品・サービスの差別化による成果はなぜ短命に終わるのか |
第2回 | 強い足腰を作るビジネスシステム(事例:キーエンス) |
第3回 | 古典から「真似ぶ」(事例:金剛組、近江商人) |
第4回 | 管理会計という意外な部品(事例:京セラ、アスクル) |
グループ活動 月1回 X 6ヶ月 |
各社取り組みに対する評価、ベストプラクティスを相互検討 |
第10回 | 最終報告準備 |
最終報告 | これからの経営に対するモデルの獲得 |
個別プロジェクト
良書会(「逸品塾方式」と呼ばれる読書会)
師範代が選定した良書(ビジネス関連図書だけに限らず、小説、エッセイなどの書籍に加えて、映画等の映像資料も含む)の読書会。単なる輪読会ではなく「逸品塾方式」と呼ばれる独自の読書会
- 読書会当日までに課題図書を読み込み、概要を取りまとめたプレゼン資料を作成し、期限までに提出する
- 課題に対しては、原則、文章で回答する
- 提出された課題レポートは、事前に参加者間で共有される
- 提出された概要と課題への回答を踏まえて、師範代のリードで読書会を進める
- 良書会で取り上げてほしい書籍等についてのリクエストが可能
師範代 島 吉伸(近畿大学経営学部教授)
安酸建二(近畿大学経営学部教授)
本学または「逸品塾」主催または共催の講演会と全体会議
(※2023年度 第15期)
日程 | 予定会場 | 登壇予定 | 講演予定テーマ |
4/21 | 同志社大学寒梅館またはZoom | 佐藤 郁哉氏(同志社大学商学部教授・一橋大学名誉教授) | 「使えるPDCA,使えないPDCA」 |
5/19 | 同志社大学寒梅館またはZoom | 小林 潔司氏(京都大学名誉教授、同経営管理大学院特任教授。工学博士。第106代土木学会長。) | 「ハイブリッド都市と資本形成」 |
6/23 | 同志社大学寒梅館またはZoom | 馬場 新一氏(エシカルビジネス研究所 代表理事) | 「持続可能な消費社会の形成 =企業と消費者 協働の課題」 |
7/14 | 同志社大学寒梅館またはZoom | 池側 千絵氏(ストラットコンサルティング株式会社 代表・慶應ビジネススクール講師) | 「日本企業の経営管理組織変革が始まっている~CFO/FP&A機能の強化~」 |
8月 | 調整中 | 調整中 | 調整中 |
9/月 | 調整中 | 調整中 | 調整中 |
10/月 | 調整中 | 調整中 | 調整中 |
11/10 | 同志社大学寒梅館またはZoom | 福代 和宏(山口大学大学院技術経営研究科教授) | 「技術経営の立場から語るDX(デジタルトランスフォーメーション)」 |
12月 | 調整中 | 調整中 | 調整中 |
2月 | 調整中 | 調整中 | 調整中 |
▼当全体会議(講演会)は塾生対象に開催されますが、「実践逸品塾」へのご参加を検討中、あるいは、今後検討されたい場合に限り、1回限定で全体会議(講演会)に特別ご招待させていただきます。
塾長講話
塾長:加登 豊教授による時事問題解説
- 日本の自動車産業は生き残れるか
- 高品質なのに、どうして、品質不祥事が頻発するのか
- 組織社会化・心理的契約・労働経済学と新卒者早期退職
- 日本はどのようにすれば、ガラパゴス化から脱却できるか
- その他、受講者が希望するテーマ
MBA単科課程受講
本学が提供するMBA単科は、週末土日2日間で1科目が完結します。本研修では、年間延べ開講科目約60科目の多彩な科目から、知識やスキルを強化したい内容を自由に選択できます。
開講期間:2023年4月〜2024年2月
受講方法:Live Virtual(Zoom)
受講時間:1科目 9:20〜16:40/1日(休憩含む)x2日間
受講申込:1科目あたり最大3名まで、延べ6名(複数科目申込の場合)まで研修費内に含まれます。
*延べ7名以上の受講をご希望の場合は、別途受講料を負担いただければ受講申込が可能です。
- 2022年度 春学期 MBA単科カリキュラム例
- 2022年度 秋学期 MBA単科カリキュラム例
※開講日程は変更になる場合もございます。予めご了承ください。
参加お申し込み
以下のフォームからお申込みください。MBA単科の受講科目選択・申込方法については、「実践逸品塾」へのお申し込み・登録が完了後に別途ご案内します。
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