佐々木 宏さん
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ケースメソッドによる経営・ファイナンスの学びを活かして実践的なスキルを養い、社内でのキャリアチェンジを成し遂げました。かねてより希望していた経営に関わる部署にて、主体的に経営層への提言を行うように...
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Executive MBA
オンライン授業での岩澤誠一郎教授による「Behavioral Economics(行動経済学)」を紹介します。
EMBAでは、岩澤誠一郎教授による「Behavioral Economics」が開講されました。本授業は、意思決定が合理的に行われる伝統的な経済学とは違い、よりよい意思決定につなげるためにヒトのクセに着目・理解また分析をし、それをどう取り扱うかについて考えていきます。
授業1日目の前半は、「なぜ行動経済学を学ばないといけないのか」を、ゲームを通して体感し考察していきました。受講生はゲームの中で、無意識に周囲の行動を観察し、より良い意思決定(勝利しよう)を出そうと奮闘しました。岩澤先生のユーモアあふれるお人柄もあり、授業1日目から活気のある授業となりました。「周囲の行動を観察し、人間のリアリティーを知らなければ、顧客だけでなく組織のための意思決定はできない。人間はおもしろい。この授業は、人間について考え直すとてもいい機会。」と、岩澤先生の熱意を感じられました。
岩澤誠一郎教授のプロフィール
1963年生。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。MBA(ボストン大学)、Ph.D. (経済学、ハーバード大学)。野村総合研究所、野村證券で証券アナリスト、数量分析アナリスト、日本株ストラテジストを経験。明治大学グローバルビジネス研究科、早稲田大学ビジネススクール、京都大学経営管理大学院、早稲田大学商学部で行動ファイナンス、コーポレート・ファイナンス、企業評価論の講師を経験。本学では金融業界で働いてきた経験を生かし、資本主義の世の中で自分を生かしながら活力を持って生きていく術を学生達に伝えたいと考えている。学者としての当面の目標は、アナリスト、ストラテジストとして企業経営者、市場関係者と直接コミュニケーションを行ってきた経験を生かし、その心理・思考・行動のあり方を学問の世界にフィードバックしていくこと。より長期的な目標は、神経科学、生物学、心理学、言語学、人類学、社会学、歴史学等の知見を参照しながら、行動経済学を突破口として、人間の「可能性の中心」を探求すること。個々の人間が活力を持ってその可能性を実現できる、それを可能にする社会のあり方を模索し、世に問うていきたいと考える。