MBAとは何か
「ノイズ対策する人は年末を無駄にしない」という気合と根性の甲斐あって左スピーカーの高音部ノイズは退散し、現在はPC内部構造に起因するノイズと格闘しています。PCは音楽再生専用ではないので、一旦音源データをデジタルのまま外部出力して専用機(DAC)でアナログ変換したいものです。そして調査の結果「フェムト秒レベル」の精度で忠実な音源変換が可能なDACを発見!
「フェムト秒」とはサイエンスフリークの私にはたまらない表記。ただ、1フェムト秒は1000兆分の1秒のはず。光は真空中で1秒間に約30万キロメートル進むのですが1フェムト秒ではそんな光でさえ1万分の3ミリ(0.3ミクロン)しか進めません。そんな超高速な処理能力でスピーカーに光信号をビシバシ送信してくれるなんて夢のよう。ブランドや品質以前にこの言葉にやられそうです。
それはさておき、なぜMBAスクールの教員が、そんなどうでも良さそうな極限レベルの音質を求めているのか?きっかけは企業倫理を担当されるビジネススクール教授との「オーディオケーブルの指向性に関する一考察」でした。彼はケーブルの向き(通常はアンプからスピーカーに向けて矢印が刻印)を指定と逆に使用する独自理論を考案。指向性を逆手に取ることで信号特性が部分的に反転し、中音域にハリが生まれるとか...。まさにケーブルの魔術師
逆張りポジションを意図してるのでしょうが、私はそんなプラシーボ的な話を信じたくないのでS/PDIF(要は光ケーブル)の素晴らしさを主張。つまり、S/PDIFの光源やコア/クラッドの屈折率に関する愛(当然石英ガラス)とパルス符号変調(PCM)に関する想いを語っていました。電気信号と光信号のどちらが優れているのか?まさにポジショニング学派とリソースベース学派の不毛な対決のごとく結論のない熱い議論がなされました。
この記事の著者
神戸大学経営学部卒業後、大阪大学経済学研究科にて修士/博士(経済学)を取得。製品開発戦略を主な研究対象とし、規格競争分析に関する論文を多領域に亘って執筆。近年は事業継承に関する研究に取り組む(事業承継学会理事)。ビジネススクールではEMBA/MBAプログラムの立ち上げから運営まで幅広く携わる。
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