長らくお待たせいたしました。今回は最大の難問である「白八木さんが書いた手紙には一体何が書かれていたのか?」をMBA流に考えたいと思います。まず、復習しますと...
- 八木という2人の「同姓」同士のやり取り
- 2人は学生時代からの友人か兄弟
- 「手紙」という手段に限定された状況
- 少なくともいずれかは隔離されている
これらの要素は、第三者に内容を検閲される前提で、双方が何らかの秘密を伝える必要がある状況を生み出してきます。であれば、以下の3つの条件で、このエンドレスソングのきっかけとなった白八木氏の手紙の内容を検討してみたいと思います。
白八木が隔離されている
囚われの身の白八木が、黒八木に伝えたい内容は、何か事件の真相でしょう。黒八木は政治家や政府高官など公的な発言力の持ち主の可能性が高まります。黒八木も、白八木からの手紙に書かれた事の重要性を察知して、白八木に「今、それ以上語るべきではない」と示唆したいのでしょう。
黒八木が隔離されている
自由の身の白八木が、黒八木に送りたい内容は、白八木の告白のようなものでしょう。黒八木一人が責任を取っている状況をみて、自分も責任を感じているのです。しかし、黒八木は「お前は責任を感じる必要はない、関わるな」というメッセージを白八木に伝えるために、「読めなかった」ふりをしているのです。
両者とも隔離されている
この状況の可能性が最も高いのですが、ほぼプリズンブレイ○ですね(笑)、弟の白ヤギが、兄のヤギに、看守の目をかいくぐりながら脱獄の手ほどきをしようと試みているのでしょう。兄は「やめとけ」と言いたいのでしょう、弟が危険を冒すことを避けようと「無視」しているのです。しかし・・・