スターウォーズコラボのクリスマスツリーが教員フロアに設置されました。誰が買ったかは内緒です。
今日はケースの話をしましょう。我らがMBAにはキャリーケース片手に、北は青森、南は鹿児島から週末に通学される方々がおられます。そんな事もあろうかとエントランスにケース置き場を用意した所、合同講義の最終日の私の仕事はケースの整理整頓役に。並び替えるだけですがこれが案外楽しい、目が飛び出るほど高価なカーボン製のケースもあれば、限定コラボモデルまで多種多様。スーツケースオタクの私には至福のひと時。
それはさておき、良いケースとは何か?先日、スターウォーズ一色の東京丸ビルで行われたMBAゼミで議論することが出来ました。無論、理想と現実は異なりますが、より良いものを意識しながら取り組むことの重要性は認識して欲しいです。ケースとは主人公の意思決定を追体験するもので、特に「意思決定に関するジレンマ」は大事にしたい部分。仮に業績絶好調な状況でも、本当に死角はないのか?などの問題意識は必要と思いマス。
理想のケース | 微妙なケース |
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文章が読みやすい | 文章構成が破綻している |
体裁が一貫している | 誤字脱字やワーディングが一貫していない |
情報引用が丁寧 | 図表などの引用元が明示されていない |
記憶の片隅に残る | 単なる会社紹介 |
ストーリーに没入感がある | どこか他人事な評論的文章 |
ジレンマを抱えた主人公の存在 | 主人公設定がない/不明確 |
冗長すぎない文章 | 情報満載の文章は逆効果 |
一次情報を含んでいる | よほどの事情なしに全部ネット情報というのはね... |
多面的に考察できる | 強引に議論を誘導すると嫌われるよ... |
Many of the truths that we cling to depend on our point of view.
私たちがしがみついている真実などというものは、物の見方次第だよ。- Yoda -