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オンラインMBA《誤解と期待》

オンラインMBA、通信MBA、遠隔MBA、またブレンドMBAなど新しい種類のMBAが次々と誕生していますが、欧米のビジネススクールでは「Online MBA」と呼ばれており、かの有名なFinancial TimesのMBAランキングにも「オンラインMBA」は独立したカテゴリとして存在しています。インターネットの通信速度や映像圧縮技術の進歩により、双方向ライブのリアルタイム通信が、家庭レベルのみならずモバイル環境でも実現されるようになり、この技術をMBA教育でも活用する動きがあり、国内でもオンライン/通信MBAなどの言葉が聞かれるようになってきました。

オンラインMBAとは何か?

距離的もしくは時間的な制約でビジネススクールに通うことが困難な場合には、通学が不要なオンライン型のMBAが有力な選択肢であることは、どのビジネススクールも理解しています。しかしながら「MBA」とは単に知識修得の場ではなく、企業や組織の抱える課題をどのように「解釈」し、リーダーとしてどう「行動」するか?を参加者同士が議論して経験値を高める場です。したがって教育品質や教育成果を重視するビジネススクールは、オンラインMBAに対して慎重姿勢。また企業による採用面接の際でも、どのような手段で学位「MBA」を取得したかは確認しますので、オンラインのみで学位取得する場合は、国際認証の取得状況など慎重に検討する必要があります。


国際認証 AACSB・AMBA・EQUIS
教育課程 Executive MBA・MBA・PreMBA
授業形態 完全遠隔・ハイブリッド・教室
修了年限 2年間・1年間

オンライン教育に対する誤解

とはいえ、世界には100を越えるオンラインMBAが存在しており、MBA取得者の3.8%がこの手法を利用しており(出典:AMBAカンファレンス2014)、この傾向は今後も増加すると予想されます。AACSB、AMBA、およびEQUISなどの国際認証機関もこの動きを察知し、オンラインMBAプログラムを有しているビジネススクールには特別な認証基準を準備して「最低120時間の対面授業」といった条件を課しています。要はオンラインを全否定しているのではなく、オンライン授業の中でも対面要素の伴わない予め撮影した動画を単に配信する遠隔教育に関して慎重な姿勢ということでしょう。

オンライン授業の3類型

  • 対面型授業(ライブ型)
  • 動画型授業(オンデマンド型)
  • 混合型授業(ブレンド型)

また、誤解を生みやすいのが混合型でしょう。一般的には遠隔地の参加者に対して従来の教室授業に参加する方法を提示する手法として理解されます。しかしながら、中には参加者を半分に分けて、週ごとに教室参加と遠隔参加を入れ替えるという一風変わった手法も存在しますので要注意です。

ライブ型ケースメソッド授業@2016

ケースメソッド教育を生み出したハーバードビジネススクールは、オンラインでいかにその討論型授業を表現するか試行錯誤を重ね、2016年に「HBX」と呼ばれるライブ型オンラインケース授業を完成させました。これは、MBAを取得するためのものではなく、非学位の社会人教育として開発されました。当時はまだZoomが普及する前で、スタジオはキャンパス内ではなく、ボストン市内の放送局スタジオ1Fの倉庫を活用してセッティングされています。私も二度ほど訪問したことがありますが...もはやテレビ番組制作さながらの環境です。


育休者を対象としたライブ遠隔授業@2018

Zoomの登場によりライブ遠隔授業を開始する準備が整い、ハーバードビジネススクールやIEビジネススクールのオンラインMBA教育に関する知見も取り入れた日本初のライブケース授業が開始しました。限りなく教室の空気感を再現するための工夫が数多く取り込まれております。まずは厚生労働省からの支援を得て、出産・育児・介護・転勤などの理由で物理的にMBAクラスに通うことが困難な女性を対象に、厚生労働省からの支援を受けながら《無料》で提供を開始しました。


非常事態によるオンラインMBA授業@2020

コロナウイルスによる公衆衛生の問題から、2020年度の対面授業を全てオンラインに切り替えて開始することが決定しました。全教員が「この事態にいかに向き合うか」という意識の高まりと、この数年間の海外ビジネススクールでのオンラインを活用した遠隔授業の事例例を参考に、ライブ型の遠隔授業に対する理解と技術が大幅に進んだ結果です。物理定な制約を受けない遠隔対面授業の魅力を、最大限に引き出していこうと思います。現在は全て教室授業です(2021年時点)


最新のオンラインMBA事情@2022

多くのMBAが教室授業に戻る中、いくつかの授業はオンライン形式として残る結果に。本学の場合は以下の形で、より高品質な経営教育として2種類の学修環境を整備しました。MBAの入門的扱いとなる「PreMBA」はオンラインのみで完結する教育課程とし、国際認証を受けた国内唯一のライブ型の遠隔教育となります。

  • MBA = 教室授業
  • PreMBA = 遠隔授業(オンライン)

オンラインMBAランキング2022

オンラインMBAにも独自のランキングが存在し、QSおよびFTともに毎年公開していますので以下にご紹介します。オンラインMBAのトップ3はこの3校であり、従来の対面型MBAの米国優勢な序列(#1 Stanford, #2 Harvard, #3Whartonなど)と大きく異なり、英国ビジネススクールが高く評価されているのが特徴です。

QSFTビジネススクール都市名国名
13IE Business SchoolMadridSpain
22Imperial College Business SchoolLondonUK
31Warwick Business SchoolCoventryUK
4AGSM at the UNSW Business SchoolRandwickAustralia
5Marshall School of BusinessLos AngelesUS
6Alliance Manchester Business SchoolManchesterUK
7Kelley School of BusinessBloomingtonUS
8W. P. Carey School of BusinessTempeUS
9Kenan-Flagler Business SchoolChapel HillUS
10Chapman Graduate School of Business - FIUMiamiUS

導入教育としてのオンライン授業

最近の話題としては、経営大学院が社会人教育として提供する「PreMBA」がオンラインで提供されている点。MBA教育のエッセンスが凝縮された教育課程として提供されることが多く、従来では十分に応えきれなかった社会人の学び直しニーズへの解としての存在感が高まってきています。

PreMBA《オンライン》の特徴

  • MBA入学前の基礎課程として
  • 経営学初学者のための導入教育として
  • 社会人のための教養教育として
  • 育休取得中のリカレント教育として

修了要件 12単位(1年コース)もしくは24単位(2年コース)
授業形式 ライブ型遠隔授業
教育課程 PreMBA(修了認定課程)
国際認証 AACSB・EQUIS・AMBA
出願資格
1年コース(大卒) 実務経験3年以上
1年コース(短大・専門卒) 実務経験5年以上
2年コース(高卒) 実務経験7年以上
授業日程 週末授業
教育訓練給付制度 最大112万円


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