Management in Regulated Environment
サステナビリティと事業価値
Enterprise Value and Sustainability
「サステナビリティ(Sustainability)=持続可能な経営」とは、企業がステークホルダー(国、地方自治体、株主、従業員、患者、取引先、地域社会等)と良好な関係を作り事業価値を向上させる、新しい経営戦略のことです。本講義では、サステナビリティが着目され始めた環境変化の理解から始め、新しい経営戦略であるCSVの理解と自組織でいかに生かしていくべきかを学びます。さらに組織のリーダーとして、サステナビリティを推進する組織や風土、社員のモチベーションをどう作っていくべきかを学習します。特にヘルスケア業界は直接人命に関わる業務を行っている点で、より高次のサステナビリティが要求されることになります。
申し込み締切日:
お申込後のご注意点
開講4週間前を過ぎた場合のキャンセルによる返金はいたしかねます。また、欠席された場合の補講や別の科目への振替対応はいたしておりませんので予めご了承ください。満足度4.65
レビュー 31件-
トピック
ヘルスケア
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職種
経営 / 経営企画
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ポジション
経営者 / 役員
-
受講料
90,000円
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言語
Japanese
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フォーマット
Virtual
- 開催日時
-
09:20〜16:40 09:20〜16:40 - 会場
- オンライン
- 申し込み締切日
- 対象者
- 社会人 / 修了生
Faculty
小河 光生 客員講師
講義計画
Day1
- サステナビリティの意味・効用の理解
- サステナビリティとガバナンス
- サステナビリティと事業価値の関係
Day2
- サステナビリティと企業ブランド
- インナーブランディング、ステークホルダーとの対話
- 社員のやりがい、働きがいとサステナビリティの関係
使用ケース一覧
- 『エーザイの知識創造』 ハーバード・ビジネス・スクール
- 『CSV 共通価値の戦略』 Michael E Porterハーバードビジネスレビュー
- 『雪印乳業 (A)再生の可能性を見極める (B)改革と再生への取り組み』 DARDENケース
- 『ジョンソン・エンド・ジョンソン(A):理念と文化』 ハーバード・ビジネス・スクール
- 『SARAYA2015』 NUCBケース
補助教材
- 『今こそ「三方よし」経営』 日経ビジネス2021.03.29
- 実際の企業のサステナビリティ活動(ネスレ、味の素)のホームページ情報でサステナビリティおよび中期計画を調べる
教科書および参考文献
教科書
- 資料を配布します
参考文献・資料
- 「ISO26000で経営はこう変わる」 日本経済新聞出版社 小河光生著
- 「SDGsが問いかける経営の未来」 モニターデロイト編 日本経済新聞出版社
- 「CSR 企業価値をどう高めるか」 高巌、日経CSRプロジェクト編 日本経済新聞出版社(特に第3章 2現場の社員が元気になる会社 CSRと人材活性化 小河光生著)
受講審査に必要な書類
- 卒業大学(大学院)の卒業証明書或いは学位記の写し
- 顔写真
関連科目
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この単科のレビュー
Review
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業界の複雑な規制の中で、どのようにCSRを実現していくかを考えるきっかけになりました。攻めのCSR、主観と客観の重要性、ステークホルダーを特定し、戦略をたてる重要性感じる授業でした。
医師 30代 男性
先生が現場で第一線のコンサルタントをされているので、実務家としての背景から授業の中にTakeawayが豊富にちりばめられており、キャリア形成に非常に役立つものでした。
専門職 40代 男性
自社の課題と事業がすごく合っており、非常な有意義に時間を過ごせました。先生のファシリテートや発言しやすい応答などもとてもよかったです。
IT 40代 男性
予習と授業の構成が絶妙で、予習で得た知識と授業の解説が自身の理解を深めることができました。これまでSDGsの本を読んだことはありますが、先生の解説はとても分かりやすく、新たな気づきが多かったです。ぜひ、実践でのトライをしたいと思います
事務職 40代 女性
CSRとサステナビリティ(SDG)との関係性の違いが明確化できた。また、これからは企業としてCSR活動から一歩出て企業のWinと社会のWinを両立していくことが今後中期計画に入っていくことが大切であることが感じられた。また、経営理念と経営とのリンクを意識していくことの大切さを学べた。BOP含めてビジネスとして本業の強みを生かしていくことを意識させられた。2日間で包括的に学べてよかった。
管理職 50代 男性
小河先生のファシリテートで、とても深い議論が多く、有意義な2日間でした。点の集合体だったサステナビリティの知識が、線に繋がりました。明日から、早速、会議で提案して、自社のサステナビリティを社内で考え、面にしてきたいと思います。ありがとうございました。
専門職 40代 男性
自社の課題と事業がすごく合っており、非常な有意義に時間を過ごせました。先生のファシリテートや発言しやすい応答などもとてもよかったです。
事務職 40代 女性