リーダーシップ開発
ケースメソッド実践法
Case Method in Practice
「ケースメソッド」と呼ばれている「気にはなるがつかみにくい教授法/学習法」について様々な角度から理解するための機会を提供します。ケースメソッドを独学で理解するのはおそらく非効率でしょう。ケースメソッドに関する理解の中核はディスカッション授業に実際に参加することによって形成され得るでしょうし、またその場で生じた素朴な疑問への即答を得つつ理解を積み重ねていかない限りケースメソッドを「つかむ」のは困難でしょう。ケースメソッドによるディスカッション授業を繰り返すことによって、ケースメソッドを理解するプロセスを支えたいと考えます。
申し込み締切日:
お申込後のご注意点
開講4週間前を過ぎた場合のキャンセルによる返金はいたしかねます。また、欠席された場合の補講や別の科目への振替対応はいたしておりませんので予めご了承ください。満足度4.77
レビュー 28件-
トピック
リーダーシップ
-
職種
経営 / 経営企画
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ポジション
経営者 / 役員
-
受講料
80,000円
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言語
Japanese
-
フォーマット
Virtual
- 開催日時
-
09:20〜16:40 09:20〜16:40 - 会場
- オンライン
- 申し込み締切日
- 対象者
- 社会人 / 修了生 / 教育関係者
Faculty

講義計画
Day1
- 教室に居合わせた参加者のお互いのニーズを理解し合います
- 講師のケースメソッド教育に関する知識を伝授します
- 講師が日本のケースメソッド教育事情について情報提供します
- 参加者が講師にさまざまな疑問をぶつけ、講師が回答します
- 参加者を生徒役に見立てて、講師が典型的なディスカッション授業を行います
- 授業後に講師から授業計画の開示を受け、それについて自由に質問します
- 翌日のミニディスカッション授業の進行役を決定し、講師が行うサポートの方法を検討します【授業終了後】
Day2
- 前日のふり返りを行います
- ミニディスカッション授業①(教員視点):
「ケースメソッド教育では知識付与が不十分になりやすいこと」について - ミニディスカッション授業②(学生視点):
「ケースメソッド授業では答えが出ないのでモヤモヤすること」について - ミニディスカッション授業③(管理者視点):
「ケースメソッド教育を組織的に実践するのは簡単ではないこと」について - ミニディスカッション授業④(総合視点):
「ケースメソッドで教える教育機関で学ぶ/教えるという選択」について - 2日間のまとめを行います
- すべての参加者が明日からの行動を宣言します
使用ケース一覧
- ケースメソッドによる経営能力の育成(慶應義塾大学ビジネス・スクール )
- あるコンビニエンスストアで起こった現金違算(講師他オリジナル )
- 最新の理論を、私にも分かるようにかみ砕いて教えてほしいのです(講師オリジナル )
- 授業が終わって『モヤモヤする』とはどういうことか?(講師オリジナル)
- ここではケースメソッドで教えないと『生きて』いけない(講師オリジナル)
- 長久手ビジネススクールに入学すべきか?(講師オリジナル )
教科書および参考文献
教科書
- 特段使用しません
参考文献
- 髙木晴夫監修、竹内伸一著『ケースメソッド教授法入門-理論・技法・実践・ココロ』慶應義塾大学出版会、2010年
受講審査に必要な書類
- 卒業大学(大学院)の卒業証明書或いは学位記の写し
- 顔写真
関連科目
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この単科のレビュー
Review
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ケースメソッドの構成、意味、準備方法、教授方法が非常に理解できた。体験と体験したことを落とし込む為の抗議がセットで、バランスよく組み込まれており、ケースメソッド教育についての理解を深めることが出来ました。
教員 40代 女性
討議授業の重要性が体感でき、普段から研修を運営する立場なので、この研修を通して研修を受ける側の立場を身をもって実感し、新鮮でした。
管理職 30代 男性
教員の方を始め、学生や管理者などといった様々な視点から考えることによって、ずっとモヤモヤしていたケースメソッド授業に対する理解をかなり深めることが出来ました。
専門職 30代 男性
学生が講師の立場になって考え、実際に講義をするという初めての体験をすることが出来たのは大変興味深いものであった。また、学生がグループで共同作業する中で先生も加わっていただけて議論できたのは良い気づきを得ることができた。
管理職 40代 男性
グループ討議、翌日の授業への準備も含め、学びの共同体を改めて有益と感じました。今後の授業への参加、課題への取り組みに繋げることができるなっと授業に参加できてよかったです。今後さらに吸収できるように頑張ります!!ありがとうございました。
営業 30代 女性
とても温かいムードで情熱的に先生が授業してくださり、少人数であったこともあり、今まで受けた授業の中では最も、心理的安全性の保たれた雰囲気で授業を受けることができました。かつ、発言に自信が全くなかったのですが、今回の授業で少しですが発言に自信を持つことができました。ありがとうございました!
自営業 30代 男性
授業=「受ける」の認識から真逆の視点が得られること、会議に「出席」させるだけでなく、「参加」させること、それには開催側の準備が必要であることを改めて認識できました。活用して活発な意見を出せる会議にしていきたいと思います。ありがとうございました。
営業 30代 男性
MBAの必須科目にするべき授業だと思います。
営業 30代 女性
NUCBの実践しているケースメソッド教授法の理解が非常に深まる。必修にした方が良いように感じる。
管理職 40代 男性
MBA未経験者であってもクラスに馴染めるよう礼節・寛容を奨励していただいた。講義内容はケースメソッドに対する理解が深まり、大変有益だった。
医師 40代 男性
教授サイドから考えるという希少なアプローチをとった授業であり、他の授業に対する理解の範囲や深さを広げていくうえで非常に有意義な内容だったと考えます。
営業 30代 男性
温かい雰囲気にて進行いただき、発言という恐怖を感じる行為を暖かく迎えていただき、その結果としてケースメソッドで教える側の教員・そして授業に参加する学生がどうあるべきかという事を学ぶ事ができました。「ケースメソッドをケースメソッドで学ぶ」というこの授業でなければ得られない学びだったのではと考えております。
教育 30代 男性
先生が幅の広い知識を持っていらっしゃるため、授業中の発言でディスカッション内容の発散が生じたときに、有効例を示しながら、方向性を調整されていた点はすごいと感じました。また、ケースメソッドをチームで開催することで、ケースメソッドの教授法は、実際に仕事をするうえで、チームリーディングを行う中でも重要なファクターになると感じました。
教育 40代 男性
ケースメソッド形式の授業への理解が深まることで学生としての心構えはもとより、自身の目標や目的を持改めて見つめなおす機会となりました。また、事前課題についても、丁寧に文章を読み解いていただけることが講義でも感じられました。ありがとうございました。
専門職 30代 男性