危機下におけるリーダーシップ
ケースメソッド実践法
Case Method in Practice
「ケースメソッド」と呼ばれている「気にはなるがつかみにくい教授法/学習法」について、さまざまな角度から理解します。ケースメソッドに関する理解の中核は、ディスカッション授業に実際に参加することによって形成されますし、その場で生じた素朴な疑問への即答を得つつ理解を積み重ねていかない限り、ケースメソッドを「つかむ」のは困難でしょう。
申し込み締切日:
お申込後のご注意点
開講4週間前を過ぎた場合のキャンセルによる返金はいたしかねます。また、欠席された場合の補講や別の科目への振替対応はいたしておりませんので予めご了承ください。-
トピック
リーダーシップ
-
職種
公務員 / 教員
-
ポジション
部長 / ディレクター
-
受講料
80,000円
-
言語
Japanese
-
フォーマット
Virtual
- 開催日時
-
09:20〜16:40 09:20〜16:40 - 会場
- オンライン
- 申し込み締切日
- 対象者
- 社会人 / 修了生 / 教育関係者
Faculty

講義計画
Day1
- 教室に居合わせた参加者のお互いのニーズを理解し合います
- 講師のケースメソッド教育に関する知識を伝授します
- 講師が日本のケースメソッド教育事情について情報提供します
- 参加者が講師にさまざまな疑問をぶつけ、講師が回答します
- 参加者を生徒役に見立てて、講師が典型的なディスカッション授業を行います
- 授業後に講師から授業計画の開示を受け、それについて自由に質問します
- 翌日のミニディスカッション授業の進行役を決定し、講師が行うサポートの方法を検討します(授業終了後)
Day2
- 前日のふり返りを行います
- ミニディスカッション授業①(教員視点):
「ケースメソッド教育では知識付与が不十分になりやすいこと」について - ミニディスカッション授業②(学生視点):
「ケースメソッド授業では答えが出ないのでモヤモヤすること」について - ミニディスカッション授業③(管理者視点):
「ケースメソッド教育を組織的に実践するのは簡単ではないこと」について - ミニディスカッション授業④(総合視点):
「ケースメソッドで教える教育機関で学ぶ/教えるという選択」について - 2日間のまとめを行います
- すべての参加者が明日からの行動を宣言します
使用ケース一覧
Day1
- 「ケースメソッドによる経営能力の育成」(慶應義塾大学ビジネススクール)
- 「あるコンビニエンスストアで起こった現金違算」(オリジナル)
Day2
- 「最新の理論を、私にも分かるように、かみ砕いて教えてほしいのです。」(オリジナル)
- 「授業が終わって『モヤモヤする』とはどういうことか?」(オリジナル)
- 「ここではケースメソッドで教えないと『生きて』いけない。」(オリジナル)
- 「長久手ビジネススクールに入学すべきか?」(オリジナル)
教科書および参考文献
教科書
- なし
参考文献
- 髙木晴夫監修、竹内伸一著『ケースメソッド教授法入門-理論・技法・実践・ココロ』慶應義塾大学出版会、2010年
受講審査に必要な書類
- 卒業大学(大学院)の卒業証明書或いは学位記の写し
- 顔写真
関連科目
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この単科のレビュー
Review
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ケースメソッドの構成、意味、準備方法、教授方法が非常に理解できた。体験と体験したことを落とし込む為の抗議がセットで、バランスよく組み込まれており、ケースメソッド教育についての理解を深めることが出来ました。
教員 40代 女性
討議授業の重要性が体感でき、普段から研修を運営する立場なので、この研修を通して研修を受ける側の立場を身をもって実感し、新鮮でした。
管理職 30代 男性
教員の方を始め、学生や管理者などといった様々な視点から考えることによって、ずっとモヤモヤしていたケースメソッド授業に対する理解をかなり深めることが出来ました。
専門職 30代 男性
学生が講師の立場になって考え、実際に講義をするという初めての体験をすることが出来たのは大変興味深いものであった。また、学生がグループで共同作業する中で先生も加わっていただけて議論できたのは良い気づきを得ることができた。
教員 40代 男性
グループ討議、翌日の授業への準備も含め、学びの共同体を改めて有益と感じました。今後の授業への参加、課題への取り組みに繋げることができるなっと授業に参加できてよかったです。今後さらに吸収できるように頑張ります!!ありがとうございました。
営業 30代 女性
とても温かいムードで情熱的に先生が授業してくださり、少人数であったこともあり、今まで受けた授業の中では最も、心理的安全性の保たれた雰囲気で授業を受けることができました。かつ、発言に自信が全くなかったのですが、今回の授業で少しですが発言に自信を持つことができました。ありがとうございました!
専門職 20代 男性
授業=「受ける」の認識から真逆の視点が得られること、会議に「出席」させるだけでなく、「参加」させること、それには開催側の準備が必要であることを改めて認識できました。活用して活発な意見を出せる会議にしていきたいと思います。ありがとうございました。
銀行員 30代 男性
全員が参加でき、普段、受ける側ですが、教える側の視点を理解でき、ケースメソッドに関しての理解度を深めることができました。
会社員 30代 男性
ケースメソッゾ教育について学ぶ授業ということで、日々、体験しているモヤモヤの原因が理解でき、あたらめて、NUCBを選んで良かったと腹落ちしました。 感動です!
経営者 40代 男性
ケースメソッドを学ぶという点において、実際にディスカッションリーダーという経験の機会があると共に、そもそもの計画からグループメンバーで実施するという点に面白さを感じました。このケースは何が学びなのか、どこを議論のポイントに持っていき、どんな言葉でそこを問い、発展させるのか、という全体を学ぶことができたこと、そしてそれが実際の議論でどう働くのかという点を実体験として学べることは貴重だと思いました。また、自身の甘さも認識させられ、すごく嬉しくなりました。
会社員 30代 女性
ケースメソッドで学ぶ意味を理解できました。また、今まで学習者側でしか見ることのできなかった学習の体系が理解できました。竹内先生の熱意や姿勢は本当に、素晴らしいと思いました。
会社員 40代 女性
ケースメソッド教授法の歴史、理論に触れるだけでなく、学生が主体となって実際にケース討議を計画し、授業で実践する機会を通じて教授法に対する理解を深めるアプローチは非常に有意義な学びとなりました。
教師 50代 男性
実際にケースメソッドの討議運営計画書の作成とディスカッションリーダーを実施することで、ケースメソッド教授法の原理・メカニズムを理解でき、今後実務で活用していくための土台を作れた。
会社員 30代 男性
緻密に構成されていて味わい深い授業でした。学生として学ぶ姿勢と、今後のキャリアで生かす視点の二つで授業を受けることができました。今後の学業および仕事に生かしていきたいと思います。
会社員 20代 男性
ケースメソッドそのものを別の角度から学べる授業ですごく勉強になりました。この授業を受けて本当に良かったと思います。
会社員 30代 女性
ケースメソッドを用いた授業を今まで受けてきたが、そもそもケースメソッドとはどのような勉強法であるのかを知ることができ、今後の学習に活かせると感じました。グループ発表では先生が個別で対応する時間を取ってくださり、より良い発表ができるようにサポートをしてくださいました。
会社員 50代 男性