税と経営戦略
税と経営戦略
Taxation and Business Strategy
企業活動において租税はきってもきれない関係にあります。租税はコストでありリスクと捉えられるかもしれません。事業の様々な生じる租税の問題に対し、企業経営者の目線で、どのように取り組むかを考えます。それには租税がどのように企業の意思決定に影響を与えるかを知らなければなりません。そして、租税をいかに管理するかを考えて欲しいと思います。
申し込み締切日:
お申込後のご注意点
開講4週間前を過ぎた場合のキャンセルによる返金はいたしかねます。また、欠席された場合の補講や別の科目への振替対応はいたしておりませんので予めご了承ください。満足度4.98
レビュー 11件-
トピック
会計
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職種
経営 / 経営企画
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ポジション
経営者 / 役員
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受講料
80,000円
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言語
Japanese
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フォーマット
Virtual
- 開催日時
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09:20〜16:40 09:20〜16:40 - 会場
- オンライン
- 申し込み締切日
- 対象者
- 社会人 / 修了生
Faculty

講義計画
Day1
- タックスプラニングの基本的な概念を、教科書を基に学びます。
- 企業の意思決定において税が関わる場面として、まず保険商品の課税問題を取り上げます。
- 次に、国際取引形態の変更(利益移転)と組織再編成(欠損金の移転)をとりあげ、それぞれの場面で、税務側からみた問題点を議論します。
Day2
- 企業の意思決定において税が関わる場面として、企業利益の分配(役員給与と従業員退職金)の事例を取り上げます。
- その後、経営者目線での税務に関する意思決定を議論します。
- まず、Day1の事例において、税務側からみた問題点を織り込んだうえで、経営者(CEO)としての判断を議論します。
- 次に、大企業、中小企業それぞれの立場で日常的な税務の管理をどのように行うか、税務問題を経営にどのように活かせるかを議論します。
使用ケース一覧
Day1
- 事例研究:保険商品
- 国際取引形態の変更(移転価格税制)
- 組織再編成に関する事例
Day2
- 企業利益の分配
- Day1の事例を経営者目線でみる
- 大企業の税務コーポレートガバナンス/中小企業の税務管理
教科書および参考文献
教科書
- 増井良啓「租税法入門(第2版)」有斐閣(2018)9784641227538
- 鈴木広樹、河江健史「税務コンプライアンスの実務」清文社(2015)97844335355858
参考文献
- 税務戦略入門 ―タックス・プランニングの基本と事例― 渡辺智之 中央経済新報社(2005)
- 租税法判例百選 中里実ほか 有斐閣 (第6版) (2016) (第7版)(2021)
受講審査に必要な書類
- 卒業大学(大学院)の卒業証明書或いは学位記の写し
- 顔写真
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この単科のレビュー
Review
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税の観点から事業のあり方を考えることができる。経営者の意思決定に課税メリット、非租税コスト、事業の合理性の観点から分析できるようになれる。
営業職 40代 男性
伝えたいポイントは明確(課税メリット、非租税コスト、事業上の理由)でした。税務と戦略を繋げた議論をする機会等、なかなか無いので、非常に勉強になりました。
自営業 30代 女性
税務について基礎を知らない者にも分かりやすく丁寧に教えていただける。テイクホームメッセージが明確であること。
公務員 40代 男性
税務に関する刺激的なテーマで、とても面白かったです。
管理職 50代 男性
実際の判例を用いていて非常に興味深いケースでした。
営業 30代 男性