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PreMBA

医師にもマネジメント能力が必要 青木裕章さん 

#キャリア #ヘルスケア

青木裕章さん

荏原ホームケアクリニック
順天堂大学泌尿器科
青木裕章さん(医師)

PreMBA《履修証明プログラム》東京校 2016年9月入学
東京慈恵会医科大学卒業後、医師として臨床、研究、教育に従事。


医師にもマネジメント能力が必要


 私は医師として、健康をサポートするための医療サービスを提供しています。医師は最新の医療知識や技術の習得が必要不可欠である一方、ある程度のキャリアを積むと、医療チームをマネジメントする能力や、病院運営に関しても経営能力が求められます。開業すれば経営者にもなります。
 医療業界は最近病院間でのM&Aや個人医院の破綻など難しい局面にさしかかってきています。また医療行政も医療費介護費の増大や地域間格差など、様々な問題が内包されていて、閉塞感を強く感じます。このような状況で、自分の理想とする医療を持続するためには、今まで通り医学知識をアップデートしていくだけでなく、いろいろな環境に適応する能力が必要だと感じていました。
 私は以前から病院に勤務するにしろ自身で開業するにしろ、マネジメント業務を行いたいという希望もあり、一度はビジネスを勉強しようと考えていました。


学ぶステージに名古屋商科大学ビジネススクールのPreMBAを選んだ理由


 業務は忙しいですが、やっと時間がとれるようになったのでMBA取得を考え始めました。しかし、業務上どうしても夜間休日の当直や急変時の対応をしなくてはなりません。これらの理由から、あくまで週末に授業が行われること、患者さんの健康を預かるために本業に支障が出ないことが学ぶ環境の条件でした。
 私は医師ですので、医療を行っていく限りではMBA取得が収入のアップや昇進には直接的に影響してきません。また、これまでビジネスに全く触れる機会がなかったので、授業についていけるのか、続けられるのかという不安もありました。
 そこで、週末土日2日間で1つの授業が完結し、1年間でMBAのエッセンスを基礎から学ぶ授業に12回(※)受講するのであればスケジュールも合わせられると思いました。かつ、幅広くビジネス知識に触れられるような年間カリキュラムとなっており、終了後に「履修証明書」という結果を残せるのも魅力でした。学ぶ中で、さらに学びたいという気持ちが湧いてきたらMBAへの移行も考えています。

※PreMBAでは、年間に18科目受講し12単位の取得で修了となります。


印象の強い授業


NUCB 青木裕章さん

 私が最初に受けた授業は「クリティカルシンキング」でした。物事をロジカルに考える思考は、少なからずこれまでも行ってきたはずでしたが、実際に紙に書き出してやってみると、思いの外十分に考えが及んでないことがよく分かりました。授業はディスカッション中心で行われるので、常に緊張感があります。土日2日間の授業があっという間に過ぎていく印象です。
 十分予習はしたつもりでも、授業に出てみると足りない所だらけです。やはり予習をしておかないと全く発言もできませんし、授業の効果が半分にもなりません。予習が大事だといわれていた意味がよく分かりました。

学びを将来どう活かそうと考えているか

 PreMBAを学んでみて、医療を行う上での業務や考え方は、ビジネスとリンクする部分もあると感じました。もちろん医療では患者さんが最優先なので、ビジネス追求になってはいけない部分も少なからずあります。ですが、その違いも受け入れることで自分の思考に幅が出たと思います。授業を受けながら、翌日からでも業務の問題点を解決するためのヒントを常に探しています。
 医療サービスもIT化などにより、最近は変化が著しくなってきています。PreMBAで学んだことを活かして、新しい医療サービスを提供をしていきたいと考えています。

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PreMBA《履修証明プログラム》について

名古屋商科大学ビジネススクールは、国内初MBAの国際認証(AACSB,AMBA)ダブル取得をしたビジネススクール。双方向ライブ形式のオンライン授業でMBAの基礎が体系的に学べるPreMBA《履修証明プログラム》を開講。