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Executive MBA

全社戦略に求められるリーダーシップを養う
東京・大阪・名古屋

企業を成功に導くリーダーとなるためには会社全体を俯瞰した意思決定が求められます。優れたビジネスパーソンが必ずしも優れたリーダーになれないのは、求められる能力が大きく異なるためです。リーダーに求められるのは、単純な経営知識や経営スキルではなく、会社・組織を変革しようとする「姿勢」です。本学のEMBAでは経験豊富な実務家教員によるリードのもと、週末を最大限に活かした集中型授業で2,000名以上の次世代リーダーを育成し続けてきました。授業では、200社ものケースを通じて経営判断を疑似体験しながらリーダーとしての感性を磨きます。また、ケースメソッドにおけるクラスディスカッションを通じて、リーダーとして求められる企業倫理(Business Ethics)を学びます。その結果、ステークホルダーや社会へ貢献できるリーダーへと成長していきます。


  • 平均年齢

    40

  • プログラム

    2 年間

    土日のみ

  • 取得学位

    EMBA

    AACSB/EQUIS/AMBA

  • ランキング

    国内 1

    QS Executive MBA Rankings

  • 授業言語

    JP

  • ケースメソッド

    100 %

Executive MBAとは

Executive MBAを世界で初めに導入したのはシカゴ大学ビジネススクールで、1943年に実務経験豊富な社会人を対象としたMBAプログラムをExecutive MBA(以下、「EMBA」)として開始しました。以来、EMBAという学位は欧米においてはMBAと区別して用いられることが多くなり、米国ではMBA入学が社会人経験を必要としないのに対し、EMBAは社会人経験を必須条件とするため、EMBAは社会人MBAという認識が定着しています。

本学でも世界のトップビジネススクール同様、2003年に日本初となるEMBAを開始。実務経験8年以上(推奨は15年以上)の社会人を対象とした企業の中核的人材を目指す社会人のための教育課程です。本学は週末型の社会人大学院ゆえに、平日は多忙を極める企業のエグゼクティブ・管理職(C-suite)・医師・弁護士の方々も多数参加されています。


Executive MBAとは

EMBAで得られる成長

EMBAでは、全社的視点に基づく管理/経営力を修得していきます。ロジカルに現状を分析し、問題を発見し、ソリューションの提供や経営戦略を策定できる力を身につけることで、リーダーとしての資質を向上させます。その結果、本学のEMBAで学んだビジネスパーソンたちは、管理職への昇進はもちろんのこと、営業からコンサルタントへのキャリアチェンジなど企業の中心的役割を担う人材へと成長しています。また、現在管理職として従事するリーダーたちは、真のジェネラルマネージャーとして、自社のみならず業界全体を引っ張っていく人材となっています。

EMBAの費用(海外比較)

世界を見渡してみると、国際認証を取得しているビジネススクールにおけるEMBAの授業料は、1500万円前後が相場です。他方、トリプルクラウン(EQUIS、AMBA、AACSB)の国際認証を有する本学のEMBAの授業料はおよそ320万円。コスト意識の高い世界中の一流ビジネスパーソンから本学が選ばれる理由はここにもあります。

Rankビジネススクール授業料(年間)
1Stanford University$61875
2Harvard University$61225
3University of Pennsylvania (Wharton)$62424
4University of Chicago (Booth)$61520
5Massachusetts Institute of Technology (Sloan)$65750
6Northwestern University (Kellogg)$61596
7University of California-Berkeley (Haas)$54066
8Columbia University$63148
9Dartmouth College (Tuck)$61605
10University of Virginia (Darden)$54698

海外MBAの取得費用

EMBAランキング


名商大ビジネススクールは、世界で最も信頼され影響力のある英国フィナンシャル・タイムズのビジネススクールランキング(通称「FTランキング」)において、日本国内の大学として2018年に初めてランクインしました(国内1位、アジア太平洋18位)。また、世界三大ランキング(FT、QS、Economist)の1つとして知られるQSランキングにおいても、国内初となる「アジアTop10」へのランクインを果たし、加えて全ての主要カテゴリ(EMBA/MBA/MSc)において2年連続国内1位となりました(2024年9月26日発表)。
QSランキングの特徴は「企業からの評価」と「教育費用対効果」に関する要素が多くを占めている点です。このような名誉ある評価を受け、今後、更なる質的向上を図るべく国際的な教育研究活動に力を注いで参ります。


学修環境

Environment


共に学ぶ仲間達との討論授業

ビジネススクールには、様々なバックグラウンドを持つ参加者がいます。グローバル経営やダイバーシティ経営が注目される今日、そのような仲間との学びは新たな視点や成果に満ちています。幾度となく議論を交わし、共に学んだ絆は強く、先輩・同期生・後輩の垣根を超えて新たなビジネスへと発展しています。即戦力となる情報交換や強い人的ネットワークもMBAに挑戦する醍醐味です。EMBAを受講する学生は30代後半から40代前半の方が多く、実務経験年数も10年から20年が全体の半数を占めます。様々な年代の様々な経験を持った参加者同士の議論は議題をあらゆる角度から検証し強固なものとしてくれるでしょう。


在学生の業種


在学生の年齢分布


学生インタビュー

Interview





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授業レポート

Report



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MBAとは?MBA取得の意味と価値

MBAとは

About MBA

MBA(Master of Business Administration)とは経営管理に関する修士号であり、世界には学位としてのMBAの質保証を担う国際認証機関が3つ存在(AACSB,AMBA,EQUIS)します。国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。

MBAの価値

MBAの価値は究極的には教育費用対効果(ROI)で測定され、多くのMBAランキングにおいて最も大きな比率(40%-60%)を有しています。その算出方法は単純でして、年収上昇(卒業後-入学時)/(卒業にかかる費用)で表現されます。正確には地域のインフレ率や給与水準も加味されますが概ねこのような式で計算されます。

国内で取得するMBA

国内MBAを数字で表現すると以下のようになり、参加者平均年齢が国際比較で少し高い傾向になるのが特徴といえます。これは多くの国内ビジネススクールが働きながら学べる環境を提供していることに由来しています。国際的にも同様の傾向が確認されており、仕事を離れてMBAを取得するケースは限られています。また、国内であっても学位の国際通用性の観点から国際認証校を検討することが一つの目安になっています。


  • 修了年限

    標準 2

    大学院設置基準第16条

  • 実務経験

    最低 3

    国際認証基準

  • 参加者

    平均 35

    入学者数は年間約2,500人


トリプルクラウン校とは?

MBA教育とは米国由来の学位であり、正式なMBA教育として活動するためには世界に3種類存在する国際認証を取得することが求められます。そして、この3大国際認証(英国AMBA・米国AACSB・欧州EQUIS)全てを継続している状態を「トリプルクラウン(三冠)」と呼び、世界で2万ほど存在するMBAの中で最上位グループとして識別されます。トリプルクラウン校は現時点で世界に110校ほど存在し(2024年時点)、国内では名商大ビジネススクール(NUCB Business School)となります。


Triple Crown


MBAの歴史

MBA教育は研究者ではなく企業経営の実務家の養成を目的とした伝統的な経営教育であり、世界各地で実務家の利便性を考慮した教育課程が行われています。

  • 1819年:ESCP EUROPEが世界初のビジネススクールを設立
  • 1881年:ペンシルベニア大が米国初のビジネススクールを設立
  • 1900年:ダートマス大学がMBAの前身である商学修士号を開始
  • 1908年:ハーバード大が世界初のMBAを開始
  • 1943年:シカゴ大が世界初の管理職向けのExecutive MBAを開始
  • 1950年:ウェスタンオンタリオ大が米国外で最初のMBAを開始
  • 1957年:INSEADがヨーロッパで最初のMBAを開始

MBA本場となるアメリカでは1年間に10万人のMBAを輩出し、上場企業の部長職の6割がMBA以上の学位を保有している、との報告もあるなどMBAとは実質的に「管理職資格」と捉えられる傾向にあります。世界的にMBA取得の需要が高い2大業界は金融証券系と医療製薬系となります。その背景には従来、参入障壁に守られていた業界の再編がグローバルな規模で生じていると考えられています。


MBAの種類

MBAは世界に16,000の教育機関が提供しているといわれ、大きく以下の2種類に分類されます。前者は仕事を継続しながら土日や夜間にMBA取得を目指すスタイル(パートタイムMBA)に対し、後者は一旦職場を離れてMBA取得を目指すスタイル(フルタイムMBA)となります。どちらのスタイルも世界中で定着しており、企業人事からの評価の面でも大きな違いはありませんので、自分自身のキャリアや様々な施薬条件を検討して選択することになります。

  • フルタイムMBA
  • パートタイムMBA

重要なのはMBA教育の質保証の観点です。MBAとは経営管理に関する修士課程であり、当該教育課程の「品質」を一体誰が認証しているか?という視点がビジネススクール選択において大切な役割を持っているためです。パンフレットやウェブサイトでは測り知ることのできない教育力、研究力、国際性、を専門家が認証する枠組みが世界には3つ存在します。

  • 国際認証MBA(AACSB・EQUIS・AMBA)
  • 国内認証MBA(大学基準協会)

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  • 世界標準の経営教育

    トリプルクラウンを達成した世界標準の経営教育と海外名門経営大学院での単位互換制度を提供。東京・名古屋・大阪に展開するキャンパスは主要駅より徒歩圏内に位置しながら、ケースメソッドによる参加者中心型の討議授業に最適な学修環境を実現しています。

    選ばれる理由


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教育課程ごとの特徴や参加者層、学修環境、国際交流などを紹介するパンフレットをはじめ、入学選考日程や出願方法を紹介する入学選考要項や入試過去問題集など、ご希望の資料をダウンロード可能です。

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