実践逸品塾
実践逸品塾とは、法人向けの教育課程として1年間かけて自社の経営課題の正しい認識と解決ならび自社の発展を目的としたプロジェクト研究,講演会や良書会等への参加と、実践的なMBAのエッセンスを学ぶ「MBA単科課程」を人材育成としてご活用いただける研修です。
期間
17期 2025年4月〜2026年3月(途中入塾可)
参加費・対象
【法人会員】160万円(年間・税別)原則として企業・組織による参加、1社(組織)3名まで参加可能
【個人会員A】40万円(年間・分割) ・・・良書会、全体会議、塾長講話に個人参加が可能
【個人会員B】60万円 (年間・分割)・・・すべてのプロジェクトに個人参加が可能
・継続の方は入塾時の参加費据え置き
開催場所
名古屋商科大学ビジネススクール大阪キャンパス(名古屋・東京各キャンパスの開催有)およびZoomを利用した開催形式とします。
内容
プロジェクト研究等への参加 + MBA単科から最大6科目まで受講(1社あたり) ※個人会員の単科受講は含まれません。
プロジェクト研究
2025年度(第17期)プロジェクト研究テーマ:「大きな飛躍につながるブルーオーシャン戦略の策定 」
•大部分の企業は、製品やサービスの差別化に躍起となっている。製品やサービスの新規性が、顧客獲得に有益だと考えているからだろう。しかし、どんなに優れた製品やサービスであっても、あっという間に、競争企業に模倣されてしまう。 •特許等によって自社製品やサービスを守ろうとしても、特許等を公開することで逆に模倣を容易にさせる。 •長期継続的利益を獲得するためには、新製品や新サービスの開発だけに注力しても限界がある。キーワードは、「ビジネスシステム」である。事業の仕組みで企業の「足腰を鍛え」、競合他社の追随を許さない状況を作り出す。 •模倣が困難な「ビジネスシステム」を構築することで、驚くほど高い利益を上げることができる。数多くの事例を取り上げ、「ビジネスシステム」の圧倒的な力を知り、自社向けのすぐれた「ビジネスシステム」構築を目指す。
- プロジェクト本格始動前に、秘密保持契約の締結が必要となります。
- 各社(組織)最大3名まで参加が可能です。
- 参加者は継続して毎回出席できることが求められます。
- 代理出席はできません。
個別プロジェクト
- プロジェクト研究の進め方
| 第1回 | ブルーオーシャン戦略とは何か |
| 第2回 | ブルーオーシャン戦略を支えるビジネスシステム(事例:シルク・ド・ソレイユ) (分析フレームワーク:5Forces分析、アクションマトリクス ) |
| 第3回 | 古典から「真似ぶ」(事例:金剛組、近江商人) (分析フレームワーク:ビジネスモデル・キャンバス、「ストーリー」) |
| 第4回 | 管理会計という意外な部品(事例:京セラ、アスクル、キーエンス) (分析フレームワーク:BSC、中長期利益計画) |
| グループ活動 月1回 X 6ヶ月 |
(グループワーク)各社取り組みに対する評価、ベスト・プラクティスの模索、自社ブルー オーシャン戦略の提案とグループ内討議 |
| 第10回 | 最終報告準備 |
| 最終報告 | 自社ブルーオーシャン戦略の構築 |
本学または「逸品塾」主催または共催の講演会と全体会議(2024年度 第15期)
| 日程 | 登壇予定 | 講演予定テーマ |
| 4/10 | 森 良弘 氏(同志社大学大学院ビジネス研究科教授) | 『イノベーションを起こす ―何をどう革新すればよいのか―』 |
| 5/8 | 加登 豊塾長 | 「ケースメソッド」による企業実績の疑似体験 |
| 6/11 | 古谷 賢一 氏( 大阪産業大学経営学部商学科 特任教授) | 強い工場づくりに求められること〜製造業の復権に向けて〜 |
| 7/23 | 横田絵理氏 (慶応義塾大学商学部 教授) | 「日本企業におけるマネジメント・コントロールの活用」 |
| 8//9月 | ー | ー |
| 10月 | 小林 英幸 氏 (SBI大学院大学 教授) | トヨタの原価企画の今~環境変化に応じて深化するコストマネジメントの仕組み~ |
| 11月 | 具 承桓 氏 <実践逸品塾師範代> | 現代自動車のビジネスシステムの進化と組織能力 ーイミテーションからイノベーションへ、過去と現在、未来の対話ー |
| 12月 | 志賀 正信 氏 (株式会社島津製作所 秘書室 室長) | 「島津製作所の研究開発と人財育成の仕組み」 |
| 1月 | 調整中 | 調整中 |
| 2月 | 調整中 | 調整中 |
▼プロジェクト研究は秘密保持契約によりご見学いただけませんが、「実践逸品塾」へのご参加を検討中、あるいは、今後検討されたい場合は逸品塾開催日にプロジェクト研究を除く講演会・良書会・逸品塾説明会へのご参加が可能です。
塾長講話
塾長:加登 豊教授による時事問題解説
- 日本の自動車産業は生き残れるか
- 高品質なのに、どうして、品質不祥事が頻発するのか
- 組織社会化・心理的契約・労働経済学と新卒者早期退職
- 日本はどのようにすれば、ガラパゴス化から脱却できるか
- その他、受講者が希望するテーマ
良書会(「逸品塾方式」と呼ばれる読書会)
師範代が選定した良書(ビジネス関連図書だけに限らず、小説、エッセイなどの書籍に加えて、映画等の映像資料も含む)の読書会。単なる輪読会ではなく「逸品塾方式」と呼ばれる独自の読書会
- 読書会当日までに課題図書を読み込み、概要を取りまとめたプレゼン資料を作成し、期限までに提出する
- 課題に対しては、原則、文章で回答する
- 提出された課題レポートは、事前に参加者間で共有される
- 提出された概要と課題への回答を踏まえて、師範代のリードで読書会を進める
- 良書会で取り上げてほしい書籍等についてのリクエストが可能
MBA単科課程受講
本学が提供するMBA単科を6つまで受講いただけます。(1名参加の場合は6講義、3名参加の場合は2講義,)
週末土日2日間で1科目が完結します。本研修では、年間延べ開講科目約60科目の多彩な科目から、知識やスキルを強化したい内容を自由に選択できます。
開講期間:2025年4月〜2026年2月
受講方法:Live Virtual(Zoom)
受講時間:1科目 9:20〜16:40/1日(休憩含む)x2日間
受講申込:1科目あたり最大3名まで、延べ6名(複数科目申込の場合)まで研修費内に含まれます。
*延べ7名以上の受講をご希望の場合は、別途受講料を負担いただければ受講申込が可能です。
2025年度 春学期 MBA単科カリキュラム例
※開講日程は変更になる場合もございます。予めご了承ください。
| 開講日程 | 科目名 | 担当教員 |
|---|---|---|
| 4/5.6 | Marketing Essentials | 齋木 乃里子 |
| 4/12.13 | Critical Thinking | 山蔦 真之 |
| 4/12.13 | Critical Thinking | 阿部 博友 |
| 4/19.20 | Finance Essentials | 田中 誠和 |
| 4/26.27 | Accounting Essentials | 辻 正雄 |
| 4/26.27 | Family Business and Innovation | 横山 研治 |
| 5/10.11 | Management Essentials | 牧田 幸裕 |
| 5/17.18 | Transfer Pricing in Multinational Enterprises | 竹内 茂樹 |
| 5/24.25 | Strategic Negotiation | 植田 統 |
| 5/31.6/1 | Creative Thinking | 澤谷 由里子 |
| 6/7.8 | Open Innovation | 澤谷 由里子 |
| 6/7.8 | High Reliability Organizations | Lim,Ricardo |
| 6/14.15 | Critical Thinking | 三宅 光頼 |
| 6/14.15 | Leadership under Crisis | 原田 泰 |
| 6/21.22 | Business Turnaround Strategy | 植田 統 |
| 6/21.22 | Enterprise Value and Sustainability | 小河 光生 |
| 6/28.29 | Design Thinking and Strategic Management | 澤谷 由里子 |
| 7/5.6 | Case Method in Practice | 竹内 伸一 |
| 7/5.6 | Digital Marketing | 及川 直彦 |
| 7/12.13 | Driving Digital Marketing | Ted Katagi |
| 7/12.13 | Corporate Ethics and Sustainability | Junko Motohashi |
| 7/19.20 | Leadership Development | 山本 篤 |
| 7/19.20 | Crisis Management | 大槻 奈那 |
| 7/26.27 | Business Model Design | 小山 龍介 |
| 8/2.3 | AI & Business Transformation | 北原 康富 |
以下のフォームからお申込みください。MBA単科の受講科目選択・申込方法については、「実践逸品塾」へのお申し込み・登録が完了後に別途ご案内します。
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