Open Enrollment Program
名商大ビジネススクールは日経ビジネススクールと連携し、チャレンジ精神と行動力を持ち、国際化・デジタル化に自信を持って対応できる事業創造リーダーを育成する集合型研修教育を提供します。参加者には最終日に経営大学院が発行する修了証が授与されます。なお、オープンプログラムにつき参加にあたり入試等の選抜は課されません。
デジタル時代の事業変革リーダー養成講座
Leading Digital Business Transformation
本講座(L-DX)は、世界標準の教育プログラム、教授陣、効果的な学習環境を特徴に持つ名商大ビジネススクールの特別プログラムです。デジタル戦略と事業創造の研究に1990年代から取り組んできた第一人者、根来龍之教授と、商社、コンサルティング、流通業を経て多くの企業でデジタル戦略推進の経験を持つ植野大輔客員教授を講師に招聘し、ケースメソッドによる講義、ゲスト講演や参加者間での討議を通じ、5回コースで国内外の事例を取り上げ、デジタルによる事業改革の手順、課題を解決するための導き方やリーダーシップなどを実践的に学びます。
セッションテーマ
- DXと「ことビジネス」に関する導入講義
- 欧米事例:オムニチャネルの先進事例
- 欧米事例:金融業界のDX
- 欧米事例:ものづくり企業のプラットフォーム事業への進出
- 日本企業のDX:当事者との討議
講師プロフィール
根来 龍之教授
京都大学哲学科を卒業後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)。鉄鋼メーカーや文教大学、そして早稲田大学などを歴任して現在に至る。また、英ハル大学や米カリフォルニア大学バークレー校では客員研究員として在外研究も行う。早稲田大学大学院経営管理研究科長や経営情報学会会長、CRM協議会顧問、国際CIO学会副会長(同学会誌編集長)、組織学会理事・評議員、Systems Practice 誌 International Adviser、Systems Research Editorial Board、会計検査院契約監視委員会委員長、JNX運営委員会委員などを歴任して経営情報学会論文賞を3回受賞。
植野 大輔客員教授
早稲田大学卒業後、三菱商事に入社。在籍中にローソンに出向しPontaの立ち上げ、シリコンバレー企業との提携構築に取り組みながらMBA取得。博士後期課程を単位満了退学後、ボストンコンサルティンググループにてデジタル変革プロジェクトに従事。ファミリーマートに全社変革の責任者として、改革推進室長、マーケティング本部長を歴任後、デジタル戦略部長に就任。デジタル統括責任者として全社デジタル戦略の策定、ファミペイ立上げ等のデジタル変革を指揮。2020年にDX JAPANを設立し、複数企業の経営者層にDXアドバイザリーを通じた企業変革支援に従事。
※定員に達した場合は、申し込み期間中でも締め切ることがあります
本部長・部長向けExecutive MBA特別プログラム
Leading Change Management
経済環境が激しく変化していく中、企業や組織が持続的に成長していくためには、柱となる事業の見直しや、成長分野として取り組む事業の組み替えなどを適宜行っていく必要があり、事業環境の変化をとらえて速やかに適応できるマネジメント人材の育成が欠かせません。「Leading Change Management」は、本学のExecutive MBAの基盤をなす「マーケティング戦略」「イノベーション戦略」「戦略的意志決定」「リーダーシップ」「競争戦略」「経営戦略」の6分野を抽出し、企業や組織の本部長や部長に求められる、グローバルなゼネラルマネジメントを、3日間の対面受講で集中的に習得いただく特別プログラムです。各分野を代表する第一線の教授陣、ケースメソッドによる世界標準の講義、および参加者同士での討議や交流を通じて、マネジメントの中核をなす知識と、企業や組織の変革をリードする知見とを実践的に学び、磨きをかけます。本部長、部長など、マネジメントを担当されている方の積極的な参加をお待ちしております。
コーディネーターからのメッセージ
「経営能力を高める切磋琢磨の機会となる」。本プログラムの目的はこれである。経営書を読むと経営能力は高まるか? 経営者の講演を聴くと経営能力は高まるか? 答えは否であろう。これらの方法では効果が薄いことは誰もが気づいている。なぜなら、これらは切磋琢磨にならないからである。皆さんの今ある経営能力は今までの仕事経験の成果であるが、残念ながら、それ以上でもそれ以下でもない。だからこそ、従来の仕事の場を離れ、慣れた同僚から離れ、異業種の他社の人々と喧々諤々の議論を交わす。そのために使う題材は選ばれた経営事例(ケース)である。そこには大きな経営問題を含んだ現実状況が記述されている。このケースを、他流試合に集まった異業種のマネジャーが講師の采配のもと議論し、切磋琢磨する。企業文化の美名のもとで日々進行する仕事日常では起こり得ない新しい発想と発見、そして成長への苦痛と脱皮がケース議論の場で生まれる。これこそが経営能力の切磋琢磨である。EMBAはエグゼクティブ・マネジャーのためのMBAである。社会人となり、これから企業経営で活躍しようとする人々に向けるMBAとは異なる。すでに年数を積んで功をあげ名を持ったマネジャーのための相互研鑽となる場をEMBAが提供する。
プログラムコーディネーター
髙木 晴夫教授
名商大ビジネススクール 教授 / 慶應義塾大学名誉教授
セッションテーマ
- マーケティング戦略(根来 龍之)
- イノベーション戦略(澤谷 由里子)
- 戦略的意思決定(北原 康富)
- リーダーシップ(髙木 晴夫)
- 競争戦略(磯辺 剛彦)
- 経営戦略(長沢 雄次)
好業績チームを率いる変革型リーダーシップ(日英開催)
Leading High-Performance Team
名商大ビジネススクールは次世代リーダーの育成を目指して、ハーバード流の伝統的なケースメソッド授業を通じて経営教育の高度化と国際化を追求してきました。今回の日経ビジネススクールとの共同開催の「Leading High-Performance Team」は、次世代の国際リーダー育成に焦点を当て、デジタル時代の競争力を獲得し、新たなビジネス創出を牽引する人材の育成を目指しています。国際的な背景を持つ教授陣と参加者とともに、ケース討論を通じて企業が直面する経営課題に対し、国際的な視野と視座からリーダーシップを発揮する姿勢を身につけます。「リーダーシップは教育によって向上する」これは私たちの信念です。新たな可能性を共に探求し、切磋琢磨し、さらなる成果を達成するための環境と仲間がここにあります。皆さまが一歩踏み出す勇気を持ち、経営課題に対してチームを率いる自信を獲得されることを願っています。
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国際基準の教授陣による教育プログラム
高度な実務経験や高い研究実績を誇る一流教授陣が勢ぞろい。世界標準の経営教育の質を保証するMBAの学びを連携講座でも存分に体験いただけます。
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各国第一線で働く社会人とのネットワーク形成
参加者の半数は名商大ビジネススクールに通う社会人留学生。欧州、アフリカ、アジアなど各国のビジネス第一線で活躍する参加者と共に学び、ネットワークを築くことができます。
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企業課題を扱う実践的なケースメソッド
一方的な講義ではなく、受講者が中心となり「正解がない」議論を深めます。一人では思いつかなかった視点や考えに触れ、多くの気づきを得ることができます。
日経ビジネススクールについて
日経ビジネススクールは、「グローバルにビジネスを推進し、社会に変革と活力をもたらす人材を育成すること」を使命とし、日経グループの総力を挙げて、世界に通用する人材の育成の場を提供。国内外の優れたパートナーと共に学びの「プラットフォーム」を提供し、一般社員層から経営トップ層まで幅広く対象とした体系化された学びのプログラムを提供しています。