2021年にHECローザンヌビジネススクール(スイス)へ交換留学されたJulie Truongさんの留学レポートをご紹介いたします。
自己成長のために海外留学にチャレンジ
私は名古屋商科大学ビジネススクールに2020年9月入学後、日本で1年間、オンライン授業と対面授業のクラスを受講し、自己成長をするために自身の生活を変えてみようと海外留学を決意しました。
私は、新型コロナ禍によって先が見えない中でも、多少のリスクが生じても、名古屋商科大学ビジネススクールの海外提携校との交流協定を利用した交換留学にぜひチャレンジして前に進みたいと思いました。なぜならば、海外での異文化経験や国際的な経験は自分の将来のキャリアに重要なファクターとなるからです。そして、私は留学先として、スイスのHECローザンヌビジネススクールを選びました。自身がフランス人であることから、HECローザンヌビジネススクールが開講しているどんな科目(英語またはフランス語)でも受講でき、留学ビザも簡単に取得できるからです。さらに、HECローザンヌビジネススクールでは、目まぐるしく変化するグローバル社会への適応力をさらに強化してくれる教育を提供してくれるだろう、スイスという国は私の最も好きなところだ と思いました。交換留学に必要な書類をすべて本学の事務局に提出後、HECローザンヌから2021年秋学期の入学許可証をいただくことができ、名商大ビジネススクールとHECローザンヌビジネススクール両校の事務局のサポートを受けながら、日本からスイスへフライト手配や留学生活の準備を行いました。
HEC ローザンヌビジネススクールでの学修
HECローザンヌビジネススクールでは、興味深い様々なプログラムが用意されており、ビジネスケースを読んで学ぶことに重点を置いたもの、学術的なサポートを読みながら理論的に学ぶものなど、クラスによって様々でした。プログラムのほとんどはキャンパス内で行われ、オンラインでも参加することができるようになっていました。授業は9月21日に始まり、2021年12月24日に終了、その間に休みはなく、1月から2月にかけて試験期間となります。自分の興味に基づいて戦略的に科目を選択しつつ、様々な教え方や国際的な人々、プログラムに触れ、この学期を楽しむことができました。
HECローザンヌビジネススクールのキャンパスは、ローザンヌ近郊の他大学と敷地を一部共有しています。森や牧場、羊がいる緑豊かなキャンパスで、レマン湖に面しています。授業終了後、5分ほど歩けばとても美しいポプラ並木があり、自然を楽しみながら、心を穏やかにすることができます。また、大学では様々なスポーツ(サッカー、カヤック、ボート、スキー、テニスなど)を無料または有償で楽しむことができます。学業と私生活を両立させるのに最適な環境だと思います。
最後に
留学という素晴らしい機会を与えてくれた名古屋商科大学ビジネススクールに感謝しています。この学期を終えて、私は多くのことを学び、達成感を感じています。また、私を受け入れてくれ、ヨーロッパの多文化で素晴らしい学術環境で学ぶ機会を与えてくれたHECローザンヌビジネススクールにも感謝しています。この留学に私が参加したことが、学校間の良好な関係を支え、クラスメートの留学を後押しすることにつながれば幸いです。