インド商科大学院（インド）留学レポート2023 Kathleen Taylorさん

名古屋商科大学ビジネススクールの英語MBAプログラムに所属するKathleen Taylorさん（南アフリカ出身、2022年9月入学）が2023年度春学期に交換留学プログラムで、インドではトップクラスのビジネススクールであるインド商科大学院（Indian School of Business, ハイデラバード ）へ留学しました。その体験留学レポートをご紹介します。

インド商科大学院（ISB）での交換留学は、あらゆる面で期待を上回るものでした。ISBは世界的なビジネススクールとして国際的に高い評価を受けているため、授業も刺激的でやりがいがあるものとはあらかじめ想定していました。もちろん実際にそうではありましたが、ISBでの経験は教室で学んだこと以上のものがありました。私はインド人のホスピタリティと寛容さに圧倒され、多くの友人と知り合うことができました。また、優秀な若きプロフェッショナルたちとの強力なネットワークも築くことができ、今回の留学経験を通じてインドの文化に夢中になりました。

ISBでの学び

ISBで私は、金融・法律・マーケティング・戦略・AIの分野を含む多様なコースを受講しました。その中には、私がこれまで学校や仕事で培ってきた経験として馴染みのないものもありましたが、挑戦することで多くのことを学ぶことができました。グループワークはすべてのカリキュラムの基本的な構成要素であり、多くの仲間と知り合う機会となりました。私の履修したコースの多くはインド情勢に焦点を当てていたため、インドでの経験がない私はとても苦労しました。しかし、インドが世界経済の中でこれほど大きく成長し、世界中の多くの企業がインドで業務を行うようになった今、インド情勢をより深く学ぶことは、国際ビジネスにおける総合的な教育の重要な部分だと考えます。そのため、この学修は興味深く意義のあるものでした。

学生生活

ISBでの学生生活は、名商大ビジネススクールでのそれとは大きく異なっていました。名商大ビジネススクールのMBAプログラムは週末プログラムであり、多くの学生が平日に働くことができるのに対して、ISBのプログラムはフルタイムです。全学生がキャンパスで生活し、学生生活はとても忙しく、課外活動も盛んでした。私は滞在中、数多くの音楽パフォーマンス、ダンスパフォーマンス、ファッションショー、スポーツレースなど多様なスポーツやレクリエーション活動に参加しました。また、様々な伝統的なお祝いやお祭りに参加する機会もあり、素晴らしい体験を楽しみました。キャンパスでは、3人の女子学生とアパートをシェアして生活しましたが、彼女たちは親しみやすく、温かく私を迎え入れてくれました。