LUISS ビジネススクール(イタリア)への交換留学 参加レポート 呂天元さん
2015年1月-3月参加レポート
イタリアにある提携校、LUISS Business Schoolで1月〜3月までの交換留学に参加中の学生さんより留学レポートが届きました!
アジアとヨーロッパとの様々な文化の違いを楽しみながら充実した日々を送られているようですね。
私は2015年1月から3月まで、ローマにあるLUISS Business Schoolに交換留学にしています。
LUISS Business Schoolはイタリアでも上位にランク付けされておりMBAに非常に定評のある学校です。40年の歴史があり、ローマの中心地に4つのキャンパスを持っていて、それぞれのキャンパスがシャトルバスで繋がっています。
私が学んでいる校舎がある「Viale Pola 12校舎」は、1930年代にはイタリアの政治家ムッソリーニの住所でもありました。
3か月の交換留学期間には、フルタイムとパートタイムを含め全てのMBAコースが聴講出来ます。
国外の学生向けのパートタイムコースは1年間で、月曜日から金曜日の9時〜18時の時間で開講されています。受講生の平均年齢は24歳とやや若めです。
英語で実施されるフルタイムコースでは、週末の金・土曜日を使って(木曜日からの時もあります)、1日9時か〜20時まで授業を行います。社会人経験3年以上の社会人向けで平均年齢は30歳、ほぼ全員イタリア人です。
名古屋商科大学ビジネススクールのEMBA同様、週末のコースはより実践的で、各自の社会人経験をベースにして議論を行います。
言語も文化も大きく違いますので、授業だけではなく日本文化とヨーロッパ文化の比較観察も自分にとっての大きな楽しみです。
日本と比べると、イタリア人の時間感覚は違っています。
例えば時間通りに授業を開始することがほとんどなく、授業のペースを守ることはそれほど重要視していないようです。(当然、教師の個人差もありますが。)
一方議論の活発度は明らかに日本より高く、特に議論について異議を唱える時、言語力に関わらず「NO, I don’t think so. Because...」と言えることが重要だと思います。
それ以外にも様々な気付きがあります。
実は今まで同じクラスで勉強したクラスメート(70人程)の中で、アジア人は私を含め2名しかおらず、ほとんどの学生や先生はアジアに関してはよく知らないようです。
私がイタリアに来る前にインタナショナルビジネスマナーの講義があったそうですが、その講義を受講した学生と会った時、握手をしようとした私を不思議に思われたことがあります。なぜならば、握手はアジアでは「成約後」のジェスチャーとして使われていると教わったからだそうです。
最後に、ちょうど今来学期の交換留学生の募集を行っており「綺麗なビルのある日本のビジネススクール」から来た私はたくさんの問い合わせを受けました。
名古屋商科大学ビジネススクールへの応募は競争が激しくなりそうです。笑
以上が一ヶ月を経て感じた中間報告です。
引き続き授業やローマの素晴らしい雰囲気、美味しいイタリア料理を楽しみたいと思います。
東京校 マネジメント研究科 EMBA 呂天元さん
名古屋商科大学ビジネススクールの交換留学
本学は世界各国100校以上のビジネススクールと提携を結んでおり、そのほとんどの学校で授業料免除で交換留学に参加いただけます。ご興味のある方は大学院事務局までお問い合わせください。