アブストラクト
高度経済成長期に築いた「利益を生み出す優良なビジネスモデル」を持つ事業がゆっくり縮小している。何か原因があるのか、市場自体が衰退期に入るのか。外部環境分析を行わず、過去の成功体験に基づき戦略を進める経営陣。同時期に設立された海外の企業は成長を継続している。両者の違いから今後の成長戦略を考えるケース。また、成長戦略を描けず内部留保の増加に対する批判に耐えられなくなった経営陣は、2年間の配当性向100%を発表する。自社では成長戦略に投資が出来ないことを公然と認めた結果である。新規事業戦略担当者として、この状況に陥った分析と今後何を提案していくべきかを検討するケースである。
詳細情報
ケースID | 23-1063 |
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登録 | 2023 |
業界 | その他 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 17 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |