アブストラクト
人口構造、国際秩序、環境規制、市場構造等の激変環境により、日本自動車産業には調達、生産、物流、販売において新たな課題が山積みとなっていた。対処するには、企業単独で従来の閉じたバリューチェーンでは不十分で、産業全体での協力や官民一体でどう築くかに苦悩する。日系メークは出遅れたEVに対して全方位戦略で販売拡大を目指すが、新興メークの優位性や規制やインフラ整備等に直面する。新旧ビジネスで資源配分とタイミングの判断が会社存続と日本産業の未来にも影響する。日系メークの強みであるハイブリッド技術や生産方式を活かしながら、組織文化やビジネスモデルをどう変革すべきか、EVでも黄金時代を築けるのかを思い悩んでいる。
詳細情報
ケースID | 23-1180 |
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登録 | 2023 |
業界 | 自動車 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 29 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |