EMBA修了生の長谷川浩司さんが書籍を出版
名古屋商科大学ビジネススクール東京校EMBA修了生であり、国際航業株式会社にてコンサルタントとしてご活躍の長谷川浩司さんが、今般、『社外取締役の新たな役割』(文眞堂)を出版されました。本書では、本学で学んだケースメソッドを積極的に採り入れて企業経営の中核を担う社外取締役に求められる新たな役割が描かれています。明治期から150年にわたって発展を続けている第四銀行と大正期から発展しながら2018年に重大な不正融資事件が判明したスルガ銀行のコーポレート・ガバナンスの事例研究やエンロン社破綻事例研究、地域銀行を対象にアンケートとインタビュー調査を通して日本企業のコーポレート・ガバナンス及び社外取締役に関する制度改善の提言も掲載されています。長谷川さんは、過去にも分筆で『広岡浅子に学ぶ「九転十起」の経営』(同友館)や『統合思考とESG投資 : 長期的な企業価値創出メカニズムを求めて』(文眞堂)などを執筆しています。また、学会でもコーポレート・ガバナンスやサステナビリティをテーマに多くの論文を発表されました。