名古屋商科大学ビジネススクールの英語プログラム(MBA, MSc)を専攻する正規留学生と交換留学生が名古屋市瑞穂区の東山荘を訪れ、茶道体験をしました。山崎川東岸台地にある大正期創建の山荘では、美しい庭園の中で茶道や花道、読書会などが行われています。留学生の中には初めて日本に来た者も多く、古きよき日本の伝統に触れられる貴重な機会となりました。
スルヤ・ラシュミさん(インドからの交換留学生)
日本に初めて来た人にとって、近代的で未来的な環境の中で文化が守られているユニークな方法は、とても魅力的です。茶道もその一つで、私たちは何世紀にもわたるこの習慣を体験して、それを理解することができました。東山荘は、伝統的なコテージがあるのどかな庭園で、賑やかな都心部とは対照的な場所でした。ガイドの方は、娘さんと一緒に温かく迎えてくれ、茶道の起源と歴史を教えていただいた後、畳敷きの伝統的な茶室に案内されました。そこでは茶道の礼儀作法、そしてそれがいかに敬意と伝統に基づいて築かれているかを学びました。温かい抹茶をいただきながら、ハロウィンにちなんだ和菓子もいただきました。日本の伝統文化に触れることができ、充実した月曜日の朝を過ごすことができました。
モガレ・セクゴベラさん(南アフリカからの留学生)
私は基本的にお茶が好きです。ルイボスティーの産地である南アフリカでは、1日に1杯以上飲むのが普通です。ルイボスティーはマメ科の常緑低木から作られるお茶ですが、緑茶とはみなされず、紅茶やブッシュティーと呼ばれ親しまれています。 緑茶を飲んだことがある私にとって、茶道で抹茶の世界に触れることはとてもエキサイティングな体験でした。抹茶の効能(集中力を高める、リラックス効果、活力を与える等)やお茶の点て方について学んだことは、貴重な収穫でした。もちろん、お茶を点てるときに正しい道具を選ぶことも忘れてはいけません。言葉の壁はありましたが、ガイドさんは「茶道」の歴史、現在の習慣、エチケットに関する質問に答えようと努力してくれました。学業に集中するために、抹茶を買いだめしておきたいものです。