第131回ビジネス公開講座を開催〜『長期投資家から見たサステナビリティ経営とESG/インパクト投資』〜
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国内外で活躍しているビジネスプロフェッショナルを講師として迎え、見識を広げる場として2002年から開講している本学の「ビジネス公開講座」。第131回は、2024年12月11日に名古屋商科大学ビジネススクール名古屋校にてハイブリッド形式で開催しました。
今回のテーマは『長期投資家から見たサステナビリティ経営とESG/インパクト投資』と題し、コモンズ投信株式会社代表取締役・CIO伊井哲朗氏にご講演いただきました。
伊井氏はこれまで国内外の大手証券に在籍後、2008年にコモンズ投信株式会社を創業、2012年7月からCIOとして活躍されています。同社のコモンズ30ファンドは、多数のアワードを受賞しており、新NISAで積立投資枠と成長投資枠の両枠で購入ができる数少ないアクティブファンドです。上場株のインパクトファンドも手掛け、BSテレビ東京コメンテーターを務めるなど多くのメディアにも出演されています。
今回のご講演では、最初に日本の株式市場の構造的変化について、日本株市場は時代変化の潮目を迎えているとした上でインクルーシブな包括性資本主義である「新しい資本主義」の機運について述べられました。続いて、これからの株式投資の方向性として、事例と共にESGやインパクト投資や「味の素株式会社」や「株式会社丸井グループ」等の具体的な企業による取組みの実情についてご紹介いただきました。具体的事例を通した分かりやすいお話で、参加者からは「過去の事例ではなく現在進行中の事例で現実味があり、非常に勉強になった」「企業のサステナビリティを図る上で、企業の経営状況だけでなく企業文化の定着など様々な角度から投資する会社を見ているという話が大変興味深かった」「日本や世界の投資家の動向について、これまでと、これからの事を俯瞰的に整理できました」との声があがりました。
なお、次回のビジネス公開講座は下記の通り開講予定です。
第132回ビジネス公開講座
日時 :2025年2月19日(水)18:30〜20:15
講師 :「有限会社入交昭一郎」代表取締役 入交昭一郎 氏
テーマ:『グローバルで見た日本経済の立ち位置と今後の希望』