名商大ビジネススクールでは、「Innovation for Community Revitalization」を開講しました。本授業は小山龍介教授が担当し、3年前からフィールド演習科目として開講しています。
本授業では、地域固有の資源や文化、多様なステークホルダーとの関係性に着目し、地域活性化に向けたイノベーションについて考えます。フィールド演習科目なので受講定員は20名に限定され、毎年定員を上回る受講希望がある人気科目です。
2026年度は、8月22日(土)から24日(月)までの3日間、京都府亀岡市でフィールドワークを実施しました。9月5日(土)・6日(日)には名古屋校で講義とディスカッションを行い、フィールドワークで得た気づきをもとに、地域の課題や資源、新たな価値創出の可能性について議論しました。
京都府亀岡市で地域の魅力と可能性を体感
3日間のフィールドワークでは、亀岡市の自然や文化、地域資源、それらを生かしたさまざまな取り組みに触れました。
初日は、陶芸家・松井利夫氏による「サイネンショーワークショップ」を実施しました。廃棄される予定の器に釉薬を施して再び焼成し、新たな表情を生み出す体験を通じて、既存のものを捉え直し、新たな価値を生み出す発想について考えました。
2日目は、亀岡の里山を訪問しました。地域の自然環境やその保全に関わる取り組みについて学ぶとともに、里山にある木や枝などを実際に手に取り、その形状や特徴を生かした活用方法を考えるワークショップを行いました。地域資源に直接触れることで、その魅力や可能性を身近に感じる機会となりました。
3日目は、亀岡発のアップサイクルブランド「HOZUBAG」を訪問しました。地域にある素材や資源を活用して新たな価値を生み出す取り組みについて話を伺い、地域資源を事業やブランドへとつなげていくための視点を学びました。
地域で実際に活動する方々との交流やさまざまな体験を通じて、受講生は亀岡市の地域資源や、それらを生かした地域活性化の取り組みについて理解を深めました。
現地で得た気づきを地域活性化への提案につなげる
9月5日・6日には、名古屋校で講義とディスカッションを行い、亀岡市でのフィールドワークで得た情報や気づきを持ち帰り、地域が抱える課題や地域資源について整理するとともに、地域活性化に向けた方策についてチームで議論しました。
また、地域に存在する資源をどのように捉え、新たな価値へとつなげていくのか。地域住民、企業、行政などの多様なステークホルダーとどのように協働していくのか。現地での体験を振り返りながら、さまざまな視点から議論を重ねました。
最終日には、各チームが地域活性化に向けた提案を発表。フィールドワークで得た現地の情報と、講義・ディスカッションでの学びを組み合わせ、亀岡市の地域課題と可能性を捉え、それぞれの視点から具体的な施策が提案されました。
地域の現場から学ぶ実践的なケースメソッド
参加者は、現地で得た気づきを教室での議論につなげ、さらに地域の課題解決や新たな価値創出について考えることで、地域活性化を多面的に捉える視点を養うことができました。
本学では、実社会の課題を題材とした実践的な学びを通じて、社会や組織の変革を担うリーダーの育成に取り組んでいます。
小山 龍介 | 教員一覧 | 名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
名商大ビジネススクール - 国際認証MBA
https://mba.nucba.ac.jp/faculty/ryusuke_koyama.html![]()