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社会人向けMBA 米国でも需要高まる

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米国ノースカロライナ州のWake Forest University では、過去5年間のフルタイムMBA学生の減少を踏まえ、方向性の転換を始めています。働きながら学ぶ、社会人向けMBAの需要は拡大しているため、その募集枠を拡大し、来年以降、フルタイムMBAの募集を停止することとなりました。

過去5年間で、フルタイムMBAの学生は123人から98人に減少したのに対し、社会人向けパートタイムMBAの学生は242人から304人に増加しました。

同大学のCharles Lacouvou教授は、「パートタイムMBAは働きながらでも2年で修了できるよう設計している。インターンシップも、企業の夏期休暇期間を使って行うので学生は参加可能だ。我々は、今後さらに社会人の需要に応えられるよう、先進的なプログラムを提供したい」と述べています。

バージニア工科大学においても、同様の方向転換がみられ、昨秋フルタイムMBAの募集を停止。今後、社会人向けパートタイムMBAに注力していく決断を行いました。

同大学教授のSteve Skripak氏は、「我々は、他の大学が近い将来、同様の方向転換を行うのを少し先んじて行ったにすぎない、と認識している」と述べています。


("INSIDE Higher ED" 10/23/2014より抜粋
出典元:
https://www.insidehighered.com/news/2014/10/23/wake-forest-drop-traditional-mba-program)