【修了生の活動紹介】NUCB中小企業診断士会
本学の中小企業診断士養成コースの修了生で組織される「NUCB中小企業診断士会」。
11月29日(土)に活動報告会が開催されました。
以下、会員の方からのレポートをご紹介させていただきます。
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先週11月29日(土)に、NUCB中小企業診断士会の第2回活動報告会を開催しました。
近年、アベノミクスの一環で巨額な予算が投じられた「ものつくり補助金」申請が
急増しており、当会員も申請業務携わることが多くなってきました。
ちなみに、当会員が携わった補助金申請は、申請7件のうち4件が採択されています。
全国の平均採択率が40%なので、なかなか優秀な結果だと自負しております。
今回の活動報告会では、当会員が携わった7件の補助金申請書を題材にディスカッションを行いました。
他の診断士協会に属していても、他人が書いた申請書を目にするケースは殆どありません。
ましてや、不採択の申請書に触れることは皆無と言ってよいでしょう。
今回は、同一会社内での採択・不採択の申請書事例もありましたので、比較研究としては
申し分ない題材だったと思います。
多くの診断士は、補助金申請を採択・不採択の結果だけで捕らえ、経験と場数によって
採択率をアップしようとしています。
しかし、我々は情報共有による先行事例に対する分析やベンチマークを行うことで、
「勝ちパターン」を模索しようとしています。このアプローチは、まさにMBAの分析&
フレームワーク思考です。
これは、我々が中小企業診断士であると同時に、名古屋商科大学大学院を修了した
MBAホルダーでもあることの証です。
このような、中小企業診断士の活動にMBAのエッセンスを有効活用させるアプローチこそが今後、NUCB中小企業診断士会のアドバンテージになっていく部分だと信じて疑いません。
そのためにも、情報共有とスキルアップの場を継続的に儲け、今後の会員活動に活かして
いきたいと考えています。