名古屋で12月13日、本学OBによる税理士・公認会計士を目指す学生へのアドバイス・講演会を開催しました。

試験合格にはまず「人間をつくること」

今回の講師・森均（もりひとし）先生は、本学の卒業生です。森先生は逆転の発想でヤル気を起こさせる奇跡の教育者と言われており、独自の方法でやる気を起こす教育が注目されています。本学卒業後、高校教師となり、岐阜県立益田高校に赴任。山間辺地校で荒廃していた商業科の建て直しに奮闘し、簿記教育、経理教育に重点を置いて教壇に立っていました。
森先生が退職するまでに、教え子は全国簿記大会に35回優勝、準優勝15回、税理士試験11年連続全国最年少の合格達成など、数々の偉業を成し遂げています。

講演では、森先生が高校教師時代に、どのように生徒を鼓舞し、税理士試験の受験資格である日商簿記１級合格まで指導したかをお話しいただきました。
「通知表の成績や、従来の学校教育は意味がない。それよりもまずは、人間をつくることが大事だ」と、毎朝6時に起きて走る、難しい問題ばかり解くのではなく100点が取れるような問題をたくさん解く、といった独自の教育方針で生徒たちを合格へと導きました。
森先生の軽快なトークに時折笑いもあり、参加した学部生は興味津々といった様子で話に聞き入っていました。

名古屋商科大学では、日商簿記1級をステップに、税理士・公認会計士を目指す特別カリキュラム「税理士・公認会計士コース」を日進キャンパスで開講しています。
また、大学院では税理士試験最大3科目免除申請可能な「税理士養成課程」を東京・名古屋にて開校しています。

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