9月11日(土)に本学東京校の修了生によるケースライティング発表会を開催しました。
各修了生の経験や問題意識に基づいた様々なケースを聞くために、教員や現役の学生に加え、多数のOB,OGの方々も聴衆として参加されました。
発表は長沢雄次教授、伊藤武彦教授、三宅光頼教授、のゼミに所属する計15名の学生により行われました。
本学では実践力の養成をめざし、企業のケースに基づいて各企業の成否を分けた要因を分析し、課題とその解決方法を考えるというケースメソッドを採用しています。
修了に際してケースメソッドによるMBAでの学修の集大成として、主として学生自身の勤務先での事例をもとにケースを書き上げるケースライティングを行っています。
ケース発表会では、自身のケースの内容のみならず、本学での学びを通じて得られたものについても発表してもらいました。
2年間の学修の成果として、①学習する習慣が身についたこと、②新たな知識や視点を獲得することによって、入学以前には見えなかった課題が見えるようになったこと、③一社員としてのミクロな視点に基づく局所的なアプローチだけではなく、経営者をはじめとした意思決定者の立場に立ったマクロな視点に基づいた大局的なアプローチをもって、自社の課題に取り組めるようになったことなどが挙げられていました。
そして、すべての修了生が教員や同窓生、卒業生との繋がりが貴重な財産となったと述べていました。
ケースライティングとは...
ビジネスケースを自ら作成すること。
企業をとりまく現状や課題、成功要因などを調査し、経営者の視点から文章にまとめます。
本学での学びを振り返りながら企業を分析します。