平成28年9月入学者オリエンテーション開催
名古屋商科大学ビジネススクールでは、9月10日土曜日に平成28年9月入学者向けのオリエンテーションを実施し、東京・大阪・名古屋および42カ国からの留学生を含めて、170名を越える新入生の方が名古屋に集結しました。
オリエンテーションは栗本宏学長の歓迎のあいさつから始まり、本学の建学精神やビジネススクールでの学び方に関して説明がありました。本学に集まる学生は、一度社会に出てから自らの意思で再び学びの場に戻ってきたビジネスリーダーであり、高く強い志をもって2年間の学びを達成してくださいというメッセージには、入学生一同強く心に響いたことでしょう。
学長あいさつに引き続き行われた、研究科長 北原康富教授の挨拶では、《Analytical Intelligence》、《Creative Intelligence》、《Practical Intelligence》の3つの要素で構成されるスターンバーグ教授の《Successful Intelligence》を取り上げ、その3つの要素の中でも、身につけた知識やアイディアを実際の現場で活用する実践力《Practical Intelligence》の部分を本学での学修の中で培って欲しいと伝えており、多くの学生がうなずく姿が見られました。
MBA留学生はアジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米など42カ国という世界の各地域から集まっており、みな日本での新しい学びの環境に対する希望に満ちた表情で、オリエンテーションに参加していました。
新入生ネットワーキング
オリエンテーションでは《新入生ネットワーキング》という名刺交換会が実施されています。全国から集まった志の高い学友との親睦を深めるために実施しており、3分間で何名の方と名刺を交換できるかという、ゲーム形式で行われました。ネットワーキングには留学生も参加し、勉強するだけでなく、人脈を広げ、異業界の方との交流も深めることができるという本学の醍醐味を早速体感してもらえたと思います。入学生同士学びを志した思いを語り合い、互いに気持ちを高め合っていました。
ケースメソッドオリエンテーション
続いてケースメソッドオリエンテーションでは、MBAの特徴でもあるディスカッション中心の講義にどのように参加すべきかのレクチャーがありました。栗本博行教授からは、クラス討論を活性化するための秘訣でもある「グループセッション」において、いかに他者を尊重しながら多様なアイデアを引き出すかを中心に、参加者としての心構えをお話されました。自分をケースの中に登場する主人公に置き換えて思考しながら、ビジネスリーダーとしての姿勢を高めて欲しいというメッセージを伝えられました。
続いて、伊藤武彦教授によるショートケースを使用したケーススタディのデモンストレーションが行われました。実際のMBAの講義と同じように行われ、ビジネスシーンでの意思決定に求められる分析力・思考力を培う最初の一歩を踏み出しました。参加者の皆さんは初めてにもかかわらず、良い発言とは何か、クラス討論ですべきこと、すべきではないこと、などについて積極的にディスカッションに参加され、今後の講義への取り組む姿勢、意気込みが感じられました。
名古屋商科大学ビジネススクールは、4月と9月の年に2回入学チャンスがあります。次の入学は平成29年4月となります。定期的に説明会やオープンキャンパス、イベントなども行っておりますので、MBAにご興味のある方は是非ご参加ください。説明会のお申し込みはこちら。