第96回ビジネス公開講座「Hands On経営のすすめ」名古屋

経営者は大枠を定めて、細かいことは部下に任せるという「乗っかり型経営」の時代は終わりました。グローバルに通用する企業を目指す以上、プロとしての経営者には率先垂範して問題に対処する強いリーダシップが求められる時代です。戦略立案は素晴らしいが、具体的な戦術になると全くダメな頭でっかちな会社が多いのが現状です。1500人を超えるアメリカ人を率いた体験や、一部上場会社のCFO,CIOとしての経験をベースに、強い組織にするための方法について、沢山の具体例を交えながら語ります。

講師

元中外製薬株式会社取締役副社長 児玉龍三（こだま・りゅうぞう）氏

略歴

1947年1月生まれ、神戸市出身。1969年一橋大学商学部卒業、同年住友銀行入行。1975年ケンブリッジ大学経済学部卒業。資金為替部長、神戸支店長、香港支店長、取締役ニューヨーク支店長、常務取締役米州本部長、三井住友銀行常務取締役米州本部長を経て、2002年中外製薬入社。専務取締役、CFO、CIO、取締役副社長を歴任、2012年退社。海外生活18年半