第97回ビジネス公開講座「三菱商事が考える新事業と海外展開」名古屋
日本を牽引してきた経営者をお招きしてお話しを聴く、名古屋商科大学大学院のビジネス公開講座。
第97回は三菱商事株式会社常勤顧問 小島信明氏をスピーカーにお招きします。三菱商事入社から40年、食料・製鉄・環境分野を担当し、常に同社の将来の収益の柱となる分野の特定・開発をしてきました。会社を永続的に成長させるための先を見据えるための秘訣をお話ししていただきます。
- 開催日時
- 18:30〜20:15
- 会場
Faculty
三菱商事株式会社常勤顧問 小島信明氏
日本の商社は、従来のトレーディングビジネスから事業投資ビジネスに軸足を移し、長い冬の時代を乗り越えてきました。現在の三菱商事の収益は、トレーディングが2割、事業投資が8割を占めています。これまで誰も取り組んだ事のない、新規事業分野の開発に10年間携わってきた経験から、新規事業分野への参入と海外展開、その具体化までに社内でどのような議論が交わされたのか、必要なモノが何であったかについて話します。
講師
三菱商事株式会社常勤顧問
小島信明氏
略歴
三菱商事入社から40年、食料・製鉄・環境分野を担当。‘05年イラン三菱社長から帰任後、事業開発部長。「三菱商事の将来の収益の柱」となる分野の特定・開発を使命に、次世代エネルギー・環境・水の3分野を特定。‘14年までに110件の役員審議案件を通し、約3千億円の投融資を実行。現在は常勤顧問として、同グループのアドバイザーを担う。