第100回ビジネス公開講座「ネオリベラリズムと経済思想」(名古屋・東京)
日本を代表するプロフェッショナルをゲストスピーカーに迎える名古屋商科大学ビジネススクールの「ビジネス公開講座」。
今年度の公開講座は、日本および世界の状況をしっかりと見つめ直す機会としたいと考えています。
記念すべき第100回ビジネス公開講座では、東洋英和女学院大学教授中岡望氏ネオリベラリズムと経済思想についてお話いただきます。6/22に竣工したばかりの名古屋キャンパス丸の内タワーで開催する初めての公開講座となり、公演前に館内をご案内いたします。
- 開催日時
- 18:00〜20:15 18:00〜丸の内タワー館内案内(名古屋のみ) 18:30〜講演
- 会場
- 名古屋
- 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-3-1
- https://mba.nucba.ac.jp/access/nagoya.html
Faculty
東洋英和女学院大学教授 中岡望氏
今回のビジネス公開講座は、記念すべき第100回の開催となりました。みなさまのご支援を賜り、回を重ねてこられたことを御礼申し上げます。 また、6月22日に名古屋キャンパス丸の内タワーが竣工し、今回はできたばかりの新校舎にて開催いたします。中岡様の講演前18:00より丸の内タワーの館内をご案内いたします。 ---------------- <講演概要> 今や世界はネオリベラリズムを指導原理とする社会になったといっても過言ではない。しかし、その副作用としての貧富の格差も急激に悪化している。 本来リベラリズムは政治思想であるが、経済理論の発展とも密接な関係がある。アダム・スミスから始まる市場主義の経済思想、労働市場と雇用を重視するケインズ経済学、さらに古典派経済学の復活ともいえる供給サイドの経済学への流れのなかでネオリベラリズムの台頭を理解すべきである。
講師
東洋英和女学院大学教授
中岡望
略歴
国際基督教大学卒。東京銀行、東洋経済新報社、フリージャーナリストを経て、現職。
フルブライト奨学金でハーバード大、ジェファーソン奨学金でハワイの東西センターへ留学。ワシントン大学(セントルイス)客員教授。ICU、成蹊大の非常勤講師。
著書に『アメリカ保守革命』など。大学ではマクロ経済学、アメリカ政治思想史など教える。