【オンラインセミナー】コロナ後のベーシック・インカム《激動の時代のリーダーシップ#13》
名古屋商科大学ビジネススクールでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、多くの高等教育機関が遠隔授業を導入準備しているなか、「激動の時代のリーダーシップ」をメインテーマに、オンライン無料セミナーを開催します。2020年7月3日(金)は、原田泰教授が、コロナの今、リーダーとしてのあるべき姿について取り上げます。
- 開催日時
- 12:00〜13:00 オンライン接続11:50〜
- 会場
- 名古屋
- 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-3-1
- https://mba.nucba.ac.jp/access/nagoya.html
Faculty
☆学習院大学経済学博士課程取得し、財務省財務総合政策研究所次長、日本銀行政策委員会審議委員などを務めて経験を持つ原田泰教授が、コロナの今、リーダーとしてのあるべき姿について取り上げます。
ベーシック・インカム(BI、基礎的所得)とは、すべての人に最低限の健康で文化的な生活をするための所得を給付し、貧困をなくすというものです。 BIの議論は2000年代の最初の10年の後半に盛り上がったことがありますが(多くの解説書や翻訳書が出版された)、その後下火になりました。しかし、コロナ・ショックで再び注目されるようになりました。感染を抑えるには外出規制という方法しかなく、それは支出できず労働できず、それゆえ所得を得られないという状況が誰にでも来るという事実を多くの人々に感じさせたからでしょう。 政府は、当初、コロナ感染症によって所得が減少した人を選び出して、その人々にお金を給付しようとしましたが、結局、それには時間がかかり、時間をかけてもうまくできるかどうか分からないと認識し、すべての人に10万円を給付することとしました。これがBIと概念的に類似しているということで再び注目が集まっています。 貧困の現実、BIの理念、BIの実現可能性について皆様と議論していきます。